○ これまでの道路政策に関して、特にどのような改善点があるとお考えですか。
・ 道路を作る時代から使う時代に変わってきている。いかに長持ちさせるか、維持管理していくか、具体的な改善の視点を明示すべき。
・ 高速道路の対面交通は危険である。
・ ガードレールの汚れなどは少し工夫すればきれいにできる。
・ 地球温暖化対策は緊急の課題であり、ＣＯ２削減に資する道路政策を実施すべき。
・ 能登地震による道路の被災。災害に強い国日本を目指すと言いつつ、繰り返される光景である。必要な対策はしっかりと実施すべきであり、コスト削減に汲々とするのは止めたほうが良い
・ 申し上げたことはこれまでも対応を進めてはいるのだろうが、改善点としては伝わっていない。

○ 今後、道路政策においては、無駄を排するなど効率化を徹底する必要があると思いますが、特にどのような点を重視すべきとお考えですか。
・ 路上工事の調整による渋滞緩和は効果が分かり易い。関係者が多いため、道路事業の総合プロデューサーをしっかりと決めて取り組むべき。

○ 道路に関して無駄と感じることはありますか。具体的にお教えください。
・ 計画を立てていつまでも着工しない事業。身近なものとしては栗ノ木ＢＰ、平成４年に都市計画決定した時点で早く事業を進めるべき。鳥屋野公園線、中央ＩＣから県庁に向かう先の部分は立ち消え。
・ 限界集落の問題に関して、こうした集落のために道路を作るのは無駄であるとの意見には反対。道路整備により日本の国土・景観が守られるのであり、景観・国土とともに生きる道路を目指すべき。
・ 新潟の道路は整備水準が高いと言われるが、山間地はそうでも都市部ではもっと工夫が必要である。
・「無駄」という表現について違和感を覚える。概念を整理するとよい。

○ 今後、取り組む道路政策の一層の重点化を図ることが必要であると思いますが、優先度が高い又は低い課題への対応は何であるとお考えですか。
・ 道は福祉である。道がないと病院に来られない、買い物にも行けない人がいる。中間取りまとめの大きなテーマとして欲しい。

○ 国民の皆様に対し、幅広くご意見を頂くこととしておりますが、特に留意すべき点などあればお教えください。
・ アンケート調査による傾向把握のみでなく、アナログの声をプラスして進めて欲しい。

○ その他、道路政策全般に関して、ご意見、ご要望等あればお聞かせください。
・ テレビやホームページなど、道路政策に対する意見を伺う有識者が固定的になっているのではないか、新しい血を入れるための努力が必要である。
・ 今回の取り組みでは、人の声を聞いたら返すと言う部分が見えるとありがたい。見せ方、フィードバックの工夫が必要である。