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氏 名所 属
田前 義徳 (株)FM沖縄 放送制作部 技術担当部長

■ご意見の内容

1. 重点化を進める上で特に優先度の高い政策
【渋滞関連】
●ゆいレールの事業費は県民全体の税金で出来たにもかかわらず、那覇市の一部の駅周辺地域の人しか利便を得ていない。名護まで延伸できれば良いと思う。
【防災・安全】
●当社屋の近くの市道の橋が補修工事のためか、長らく片側交互通行となっていて、大変不便。集中的に工事を実施し規制機関を短縮すべき。また、昨日の大雨で河川から水がオーバーフローして冠水していた。早急に対応すべき。
【植栽・維持管理】
●バイパス等での中央分離帯内の植栽について、雑草の手入れはしているが、枯れた木や折れた木の手入れを行っていないのでは?そこまで考えて維持管理すべき。
【バリアフリー】
●これからは自転車道や歩道の整備が必要。今後は高齢化社会となり、また健康のためにも整備が必要。歩くと気持ちのいい道といったような環境をつくる事が必要。
●道路は人のために作るのか?車のため作るのか?弱者の立場を事を考えた安全な道路の整備を行ってほしい。
●横断歩道橋も塩害によりサビが発生して危険な箇所がある。車椅子利用者のためにも階段だけではなく、弱者に配慮した横断歩道橋の整備が必要。
●雨天時の自転車通行時に、車道と歩道の縁石の段差で滑ってけがをした話を聞いた。自転車を乗る人を対象に、ワンブロック分を完全バリアフリーとして段差を無くすなり、滑り止め加工を行うなりの工夫が必要。

2. 効率化を徹底的に進める上で重視すべきこと
【渋滞関連】
●年末・年度末に工事が集中しており、更に渋滞を発生させている要因となっている。輸送業や民間会社の立場で考えればタイムイズマネーである。渋滞解消のためにも、もっと工事時期を分散するよう、効率的に計画をたてて工事を実施すべき。
【植栽・維持管理】
●植栽を植えるのも税金、維持管理で剪定するのも税金である。何度も剪定するのは不合理で計画性が無い。ある程度にしか成長しない木を植栽する等の工夫が必要である。財政が逼迫する中、無駄に税金を使っていると思われる。
●雑草が最初から生えない状況を作れないか?除草作業で渋滞が発生。発生しない手だて。効率化。
●歩道に植えられた高木について、沖縄は特に日差しが強いので緑陰が必要なのに、電線にひっかかるためか、ばっさり刈られてしまう。”地球温暖化防止のために緑を増しましょう”という事を言っていながら、同じ行政が緑を少なくしているのはおかしい。
【道路行政】
●高架橋下のスペースを有効活用すべき。公園等でもそうだが、柵等を設けて人を入れない、使わせないといった今のやり方ではなく、有効活用すべく面白い発想で利用方法を考えるべき。
●今回のように、一般の人からの意見を聞く事は大事であり、大変良い取組だと思う。地域の声を反映した道路整備を進めてほしい。

3. その他、道路政策や道路の整備・管理全般に関するご意見等
【渋滞関連】
●公共交通機関では、バスは定時性が無いので使えない。最近ではバスロケを実施しているが、そもそも時刻表通りにきていない。運転手のマナーも影響しているかもしれないが、公共交通機関を使わないのではなく、マイカーを使わざるをえない状況がバス利用者数の原因と考える。
【植栽・維持管理】
●当社はゴミ拾いクリーンキャンペーンを行っているが、ゴミの捨てづらい環境を作ることが大事であり、道路を造る際にも同じ事がいえると思う。
【信号】
●ひめゆり通りは信号機が多く渋滞を引き起こす。
●右折可のサイクルが短い箇所がある。また、黄から赤の時間が短いところもあり、急ブレーキを踏み追突する恐れがある。
●看板や植栽等で信号機が見えづらい箇所がある。また店のネオンが信号と同系色で見間違う箇所や、太陽の日差しで信号を認識できない箇所があり、危険である。信号機の背後に日差し等を遮る板をつけるなどの工夫が必要。