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氏 名所 属
高橋 義文 広尾町まちづくり推進委員会 委員長

■ご意見の内容

○道路政策を効率化するために重視すべきこと
 ・最初から良い物を作り、長く使った方がいい。良い物を作るには、それなりのお金は必要である。
 ・低入札やダンピングによる価格低下によって、安くはなるが、そのしわよせで良い物が出来なくなり、技術力の蓄積、低下が懸念される。きちんとした仕事をするにはそれ相応のお金はかかるものだ。安かろう悪かろうではだめだ。

○道路に関して無駄と感じること
 ・作って、すぐ直しの必要な道路は無駄である。最初から良い物を作るべきだ。設計段階で長期的視野に立ち、安易に追加工事がないようにすること。

○今後取り組む道路政策の優先度について
1.高規格幹線道路の整備
 ・町の活性化が必要であり、特に重要港湾である十勝港を中心に町の活性化を図ることが重要である。そのためには、早期の帯広広尾自動車道の広尾までの延伸が必要である。帯広側から工事を行っているが、広尾側からも工事を行えば早く出来る。
 ・高規格道路は、信号や脇道からの車の飛び出しがないので安心して運転できる。地元には大きな病院がないので、帯広の病院に通院している人はたくさんいる。早く、広尾まで伸びてほしい。
2.災害に強い道路ネットワークづくり
 ・国道336号黄金道路は大雨でよく通行止めになるが、音調津地区が孤立してしまうため、地元では逼迫した問題である。
 ・現在、黄金道路の防災工事を進めているが、林道などを利用した代替道路の整備も必要である。
3.日常の道路維持管理の充実
 ・道路を走っていると路肩の雑草が伸びているのが気になる。見通しや道路の見栄えが悪いところがあるので、草刈りはきちんとしてほしい。市街地の植樹も枝が伸びすぎるとゴミが溜まってしまい、美観上よくないので伸びたら剪定をしてほしい。

○道路政策全般に関する意見や要望
 ・地方の予算が厳しくなっているが、北海道で生活するには冬が厳しいので、内地と北海道の地域差を考慮した予算の手当をしてほしい。