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氏 名所 属
田島 一男 岐阜県経済同友会 筆頭代表幹事

■ご意見の内容

・ 岐阜県は山間地域を多く抱えており、地震、豪雨、落石対応など、安全・安心を確保するための防災を念頭においた道路整備が重要である。

・ 東海北陸自動車道や東海環状自動車道などの広域的な幹線道路の整備を促進すべきである。また、これらの高速道路の効果を十分発揮するためにも、インターチェンジへのアクセス道路の整備をきっちりと行うべきである。

・ 最近、スマートインターチェンジの整備が始まっていると聞くが、現在の高速道路を有効に活用し比較的安いコストでインターチェンジが出来るので、その導入を積極的に進めるべきである。また、ハイウェーオアシスなど、高速道路の外から買い物が出来るような施策も推進すべきである。

・ 東海北陸自動車道の全線開通が間近になっているが、東海地方と北陸地方が直結され、経済効果も計り知れない。岐阜県経済同友会としても、東海北陸自動車道の活用方策を委員会を設置して検討しているところであり、大いに期待をしている。

・ 岐阜県下では、国道21号を中心に交通事故が多発している。基本的には運転者の問題と思われるが、交通事故と道路環境との関連性を広く研究して効果的な交通安全対策を行うべきである。

・ 道路整備に当たっては、地域のニーズを良く聞いて行う必要がある。

・ 岐阜県は、内陸県であり、空港・港湾を持たない。岐阜県から名古屋港や中部国際空港へのアクセスとして、東海北陸自動車道の延伸に当たる「一宮西港道路」の整備を期待している。

・ 岐阜県と愛知県との間では、木曽川渡河部の橋梁が生命線であり、橋梁の老朽化対策など適切な維持管理や更新を行うべきである。