■今後の道路整備について
・これからの道路整備にあたっては、交通の円滑化・安全性の観点から施策を進めるべき。
・人口動態（流出・流入）に応じた道路整備が必要。
・関係行政機関との意見交換、商業者・地域住民の意見を踏まえ道路整備を進めることが必要。
・通過交通対策としてバイパス等の整備が重要。
・きめ細やかな道路情報の提供が必要。

■道路行政の効率化について
・事業の実施にあたっての評価の徹底。
・住民参画による計画立案。

■道路施策の優先度について
・都市部の交通課題を解決するため、都心部を迂回する環状道路やバイパス、都心部へ直接アクセスできる幹線道路、高速道路へのアクセス強化のための幹線道路の整備を重点的に行うことが必要。
・道路の維持管理は、これからも重要である。
特に、冬期路面は（札幌市の）財政状況の悪化から管理レベルが下がってきている。スパイクタイヤ廃止の時は、環境問題も考え路面管理向上を条件に業界をまとめてきた経緯があるが、近年、ロードヒーティングの休止が目立ってきている。
市長、市議会に対しては、要望書を出している。また、協会としても冬期路面の危険箇所マップを作成し市当局に提出し維持管理に役立ててもらっている。
・その他、タクシーを含めた公共交通支援策や高速道路など既存ストックの活用も大切。