【改善点】
◇最近はかなり良くなったが、道路に関連する事業者による掘削の繰り返しは、更に事業者間で調整してほしい。

◇電線類の地中化は、予算や時間がかかり難しいと思われるので、ヨーロッパのように地中ではなく、裏道に集中させる等の手法が経済的ではないか。

【重点化】
◇岩手県沿岸は縦と横のラインをつなぎ、都市間の時間短縮が必要であり、特に横のライン（宮古〜盛岡）の整備は急務であり、最優先である。釜石以北〜久慈が道路の空白地帯となっており、面積のほぼ等しい四国４県と比べてみると、明らかに道路網密度が低い。

◇内陸においては、盛岡以南の国道４号は全て４車線化すべき。

◇県北においては、国道４号と東北縦貫道が離れていることが、経済振興が遅れている要因の一つと思われる。国道４号のバイパス整備よりも高速道路へのアクセス道路を整備する必要があるのではないか。バイパスを整備するのであれば、旧道側が廃れないような配慮（例えば、イギリスの事例のような道路沿線の都市計画による規制）をすべき。
◇旧道を手当しないと、その地区の文化や伝統を壊してしまっている事例もある。