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氏 名所 属
田勢 長一郎 福島県立医科大学 医学部付属病院 救急科 部長

■ご意見の内容

・渋滞箇所であった国道4号の伏拝交差点の改良は本当によくなったと思う。
・福島西道路が都市計画道路まで接続されれば、旧国道4号の交通量も多くなることから、交差点の右左折専用の車線をしっかりと整備すべき。
・土湯峠の国道115号の道路は非常によくなったが、ドライバーのスピードの出し方が問題である。
・現在の福島市内の国道4号はバイパスとして整備されたはずだが、朝は混雑しており、バイパスとしての役割は果たしていないのではないか。
・国道114号のバイパスができたが、安全性が不十分ではないか。夜間は暗いし、歩行者からみた安全性の確保が必要である。
・自動車のヘッドライトはスピード等にもよるが、遠目でないと見えづらく事故を起こすとも言われている。コストの考え方もあるが、道路に照明をもっと設置できないか。
・事故の結果を見ると、いくら安全な道路を整備したとしてもドライバー、歩行者とも交通安全に対する教育がまだ不足している。もっと、交通安全に対する啓蒙教育等を要求していくべき。
・過疎地であっても人命のため救急医療は求められる。無駄と言われる高速道路よりも、きちんとした道路整備が必要である。
・最近ドクターヘリの話題があるが、これはどちらかと言えば医者を運ぶもので、救急患者を運ぶのはやはり救急車で、適切な病院へ搬送するための道路整備が必要である。
・救急医療では、1分で命が助かるか、死んでしまうか生死の分かれ目である。例えば、福島西道路の南進が完成すれば、福島市西部地区から県立医大まで渋滞無く搬送できる。救急医療の面からも、かなりの効果が期待できると思う。