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氏 名所 属
武田 孝二 (社)敦賀観光協会 事務局長

■ご意見の内容

○これまでの道路政策に関して、特にどのような改善点があるとお考えですか?
●例えば国や県・市があるが、道路を直すにあたって用地買収が伴う所で、知っている所で20〜30年かかってなおかつ道路がまだ出来ていない所がある。通常そこは生活道や一般道路として使っている土地なのだが、法整備も含めてもっと早くやれないか。高速道路の山を切り開く所なら比較的早いが、生活道路の場所に新しく道を作ると時間がかかる。日本全国そういう所はたくさんあると思うが、強制収用するということではないが、話し合いのなかで早くできないか。代替用地を市が提供してそこに移ってもらうとか、なるべく早く理解していただくなど法整備的なものがないか。

○今後、道路政策においては、無駄を排するなど効率化を徹底する必要があると思いますが、特にどのような点を重視すべきとお考えですか。
●市民の声として、2月、3月に道路を何度も掘り返して工事をしており、片側交互通行で渋滞する。どこの市町村でも見られると思うが、道路、下水、電線の地中化など行政の横の連携をしっかりとれていれば、同じ道を何度も掘り返すことはないだろうし、税金の無駄遣いにもならないと思う。

○道路の関して無駄と感じることはありますか。具体的にお教えください。
●田舎に行くと、人が通らない広い農道が整備されている。また行き止まりになっている所がある。

○今後、取り組む道路政策の一層の重点化を図ることが必要であると思いますが、優先度が高い又は低い課題への対応は何であるとお考えですか。
●国や県、市との道路政策の一貫性。

○国民の皆さまに対し、幅広くご意見を頂くこととしておりますが、特に留意すべき点などあればお教えください。
●敦賀と名古屋を往復していて感じるのだが、高速道路のインターチェンジの間隔をもう少し短くできないか。敦賀ICはETCのゲートが1つしかないが、ETCの普及も広がっているのでゲートを増やしてほしい。ETCカードを挿入していなかったりして開閉バーが開かない事故があるので、通過速度は20q以下となっているが、非常に速い速度で抜けていく車が多く危ないので、ゲートの前に減速させる物理的な設備を作った方がいい。

○その他、道路政策全般に関して、ご意見、ご要望等があればお聞かせください。
●高速道路の無料化。アメリカのフリーウェイのようにすると人と物流が多くなり、流れが早くなる。日本は高速道路の料金が高いという意識があるので、通行料金を下げて将来的には無料化が望ましい。
一般道路の渋滞を緩和するために、片側一車線の道路は右折レーンや右折信号を設置する。どうしても前に右折車両があると渋滞する。迷惑駐車も渋滞に繋がる。
都市部では自転車の利用者が多い。歩行者と自転車がぶつかるので、歩行者、自転車、自動車が分離されれば望ましい。
都市部に入るところに大きな駐車場を設け、公共交通機関があって中心部にアクセスする。パークアンドライドを行う。敦賀祭りでもいろんな所から車が入ってきて、駐車場が不足している状況である。大きなイベントでも便利になる。市内は完全にエコで市街地中心部は徒歩、地下鉄、バスの移動を原則とするような考え方が望ましい。