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氏 名所 属
張 愛 (有)パピー 代表取締役

■ご意見の内容

●道路と環境(CO2削減等)を連携させ、今の道路整備が無駄とならないよう先を見据えた道路整備をするべきである。(天然資源であるガソリンはいずれ使えなくなってくる。そうなれば、今の車社会中心の道路整備を行いつづければ、将来の社会環境に適応しない道路がたくさん出来上がっていくことになるかもしれない。そうならないように今から将来を見据えた道路整備計画づくり、道路行政を進めていく必要がある。)

●各事業整備プランで地球環境や少子高齢化などタイトルやスローガンの建前はあるが、政策的な優先順位が明確化されていない。数十年先の状況を予測するのも必要ではないかと思う。例えばエネルギーコストの高騰によって従来の自動車社会がどう様変わりしていき、道路整備はどう対応していくのかなど。

●地震など災害・非常事態を備えたライフライン・道路づくりが必要。

●中長期の政策は現段階の問題改善などもよいが、将来の需要を予見し示唆に富んだ創造的提案も望ましい。

●事故防止対策のための道路整備は必要。(事故対策の取り組みとして、取締まりの強化と道路整備(ハード面)や、実地にあった安全な道路標識・信号形式、ルールなど(ソフト面)の改善・向上を連携させた取り組みが必要。

●縦割り行政をなくし、都市計画や環境行政など各行政機関と連携してやってもらいたい。(経済発展ばかりでなく、人や地球に思いやり・やさしさが行政には必要。)

●乗り合いタクシーの規制緩和等が必要。(CO2削減)

●自転車は狭い歩道を走ると、歩行者の歩行安全へ影響を及ぼしがち、車道に出れば不法停駐車の自動車が置かれている道では、さらに事故率が高くなる。自転車が通行しやすいような道路整備や駐輪施設の不備もあり、自転車と自動車の各種規制においてもうまく連動していない。

●福岡市の夜間ゴミ収集は、カラス等によるゴミの散乱には効果的だが、一方住民にとって深夜のごみ収集作業による騒音で睡眠障害の要因にもなったケースがある。

●年度末の路上工事が多く、予算消化のためだけに工事を行っているのかと思われることがある。本当に必要な箇所を整備しているのかはある程度の透明性が必要。

●環境問題に対して個人のライフスタイルを見直す必要がある。

●日本は、車中心の道路整備を行ってきたため、少子高齢化への配慮がされていない。(障害者への対応は他の国より配慮されている)