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氏 名所 属
冨田 尚之 東濃鉄道(株) 取締役営業本部副本部長

■ご意見の内容

・こんな所に道路を作らなくてもと言うほどではない。この地域はこれからでないか。

・名古屋方向は便利だが、多治見の南北方向は橋、踏切、トンネルを越えなければならないため、思わぬところで渋滞する。もう1本幹線があると良い。

・トンネル完成(国道248号南バイパスH18.8.22供用)により路線バスの10〜20分遅れがかなり改善、トンネル一つで街中の流れが大きく変わった。

・バス路線で朝7時から9時くらいまでで大きく問題になっているのは特にない。

・(国道19号住吉交差点〜多治見IC交差点間)住吉町5交差点から金岡町4交差点が曜日、時間帯に関係なく混雑する(H19.44車化都決済)。北方面から出る道が抜け道に使われているようで、朝、駅に向かうに時間がかかる。今市内で一番混んでいる。

・10年ぐらい前からは、市内の混雑は緩和されてきた。都心部に入る通過交通を何とかできれば、もう少しスムーズになる。

・高速道路はかなり整備されている。MAG-ROADにより選択肢が増え、時間短縮でかなり便利になり、観光の流れが変わった。ただ、通行料が高めである。東海北陸がつながるとさらに選択肢が増える。


・ワンステップバスを導入しているが、路外停車帯や路肩の余裕がほしい。段差があると寄れない、スロープが出せない。車両もまだ少なく、一定の時間帯のみの運行のため、車いすの利用がなされていない。

・ノンステップバス導入は、ステップ高さが25cmのため、現状ではできない。

・新しい停留所を造るには、基本的に路外停車帯がないと認可が受けられない。団地を造った後に通勤バスの乗り入れの要望があるが、現地を見に行くと路外停車帯が一切なくできない。バス路線の要望には路外停車帯の確保が必要など、不動産会社への情報提供、アドバイスがされていない。

・利用が見込める地域でも後でのバス停設置は困難。バスの依存度がなくなってきており、バスはほしいが乗る乗らないは別の問題として要望される。一旦車を移動手段にすると、後からバスが行ってもダメ。

・以前は時間帯のバスレーン設置要望があったが、現在はない。将来的にも解消されると思っている。

・バスは遅れるイメージがある。定時性が確保できればまだお客が増える可能性もある。

・名古屋と新宿行き高速バスを運行しており、東京行きは時間はかかるが料金が半額で「名古屋まで出る時間でだいぶ進む」ことで受け入れられているようで、採算ベースに乗っている。


・交通事故は道路環境のせいでない。予め悪いところを把握して起こさないように努めるのが本来。