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氏 名所 属
辻村 勝則 (有)辻村製作所 代表取締役社長

■ご意見の内容

○今後の道路政策における効率化のポイント
・現在の道路政策は、メリハリがない
目的である道路整備だけで利用者にとっての利便性等の観点における目的が明確でない
・利用者にとって道路は、大きく2つの性格があり、「高速性」=長距離と「生活用」=中・短距離であり、地方からは高速道路は必要
・誇りに思える道路造りが必要
家を出れば道があり、道路は大事なものと言った認識が薄れている
・利用する側にとっても作り手にとってもその道路の使用目的(道の性格)を明確にするべきである
舗装しないと走りにくいがスピードが出ない分安心である
不便ではあるが、安心して人が往来できる(=安全)
"みち"は人も通り、車も利用する。共有と共存が出来ていない

○道路に関した無駄と感じること
・民主主義であり、多数決で方向が決まってしまうが弱者の立場を考え直せばよい
必要であるモノを作り一人でも必要ならば、それは無駄ではない
・5年で出来るところを10〜15年と時間がかかっても良いのではないか
効率化させることを優先させるのであれば、民間でよい
コストが掛かっても安全・安心を欠かさず行って貰いたい

○今後の取り組む道路政策の優先度
・安全・安心な道路整備を
・高機能な道づくりも良いが、地域にあったメリハリのある道路整備を

○その他
・身近にある名阪国道は(利用者から見れば)まだ途上であり、自専道の60km/hが正しいのかの議論も必要
無料で高速・大型化している中で、60km/hで安全な走行が得られるか