・道路は電気、ガス、水道等と同じライフラインであり、なくてはならない大切なものである。大切な道路を重点的かつ効率的に整備を進めて欲しい。

・電気・ガス等はほぼ全国同じサービスを受けているはずで、道路も同様でなくてはならない。これは、効率化ばかりではなく、国民皆の権利である。

・東京を中心とした大都市圏の整備は経済重視の観点からも間違いではないと思うが、そのために地方を後回しにするのは間違いである。

・東京には素晴らしい病院や文化・教養施設が沢山あり、地下鉄等の公共交通機関で直ぐ行ける。東北はどうであろうか。病院を見れば、福島市では県立医大ぐらいで、だめであれば郡山まで輸送することになる。地方に住んでいて私達がこういったサービスを享受するには道路がなくてはどうしようもない。

・タクシーの契約で手術時の県立医大の麻酔科の先生を相馬に運んでいるが、昨年の通行止めの時には迂回が長く非常に大変であった。

・既存の道路を上手に使う、直して使うことは当然のこと。ネットワークでも何が何でも国が全てを造る必要はなく、既存施設を上手に利用する等、県や市の道路を上手く利用して繋げていくことも必要ではないか。全体としてフル規格の高速道路が望ましいのだろうが、大変な予算と時間が必要。それよりは、フル規格でなくても信頼性、安全性が補えるのであれば、新幹線の例でも分かるよう地域では喜ぶ人の方が多いのではないか。

・道路行政の取り組みは毎年数値化して公表しており、毎年確実に数字は良くなっている。もっと表に出してＰＲしてよいのではないか。

・道路利用者側から見れば、通常の道路も農道も違いはない。もっと連携してもいいと思う。

・福島西道路の関係で郊外店が出来て中心市街地が衰退したとの意見があるが、福島市トータルでは売り上げ等良くなっているはずである。また、国道１３号を通行止めして「わらじまつり」ができるのは、西道路があるおかげだと思っている。

・最近は中心部にマンションが出来てきて、少しずつ活気が戻ってきたのではないかと思う。例えば、駅前の中合デパートの食品売り場は売り上げが伸びているし、コーヒーショップもお客さんが戻って来ているようである。