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氏 名所 属
梅原 秀哲 名古屋工業大学 教授

■ご意見の内容


1.アカウンタビリティの向上
 ネットワークを形成する道路整備は、渋滞対策等の事業効果を、事前に分かりやすく説明することが必要。
 例えば、渋滞対策ではネットワークとしての連続性に、事業効果の発現を期待する場合があるが、一般的には完成しないと認めてもらえない。
 事業評価時点に、ネットワークを考慮して事業の効果を、しっかり説明することが必要。

2.維持管理(耐震補強)
 渡河部に架かる橋梁は、特に重要。通行止めによりネットワークが機能しなくなる。

3.バリアフリー化
 無電柱化について、ヨーロッパ諸国では、ライフラインを埋設することを前提として街づくりがされている。無電柱化は必要だが、日本で急に推進しても、限界はある。

4.路上工事
 工事抑制が必要。占用企業者との連携をさらに充実することにより、道路事業や占用企業者の工事期間・区間を調整し、路上工事の抑制をもっと図るべき。