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氏 名所 属
裏 宗久 紀伊半島交流会議 伊勢街道分科会 代表

■ご意見の内容

【これまでの道路政策に関して改善すべき点】
・ 幹線道路にしても、生活道路にしても、整備に対する住民の意見が反映されていないように思う。特に生活道路は住民意見を吸い上げる機会が必要ではないか。

・ 国道、県道、市道等道路によって窓口が異なるため、道路に対する意見をどこに言ったら良いかわからない。
  また、住民たちにも道路が自分たちのものとして考えられるような情報提供や意見交換が出来る枠組みが必要ではないか。枠組みについては広域的なエリアでの意見交換が必要なため、県レベルの窓口が良いと思う。
  身近なところで、道の相談室のようなものがあればよい。

・ 道自体に県境はなく、つながっているのだから隣接県との連携が重要。国レベルで連絡を密にすれば出来るはず。

【今後の道路政策において重視すべき点】
・ 奈良県の主要幹線道路としては、よく南北軸が弱いと言われるが、東西軸は名阪国道、西名阪自動車道しかなく、東西の方が問題だと思っている。中京圏の元気さが関西に伝わらないのは、東西軸が弱いせいではないか。
  東西軸強化のため、東海南海連絡道には期待をしている。

・ 奈良県の南部地域には主要な道路は国道168号、169号の2本しか無く、災害時に孤立する地域は、道に対して危機感を持っている。災害時に迂回できる道路や主要な2本の道路をつなぐ渡り線の整備が望まれる。

・ 道路を計画したり、造ったりする技術者が地域の文化・歴史を知っていれば、造り方が変わるのではないか。地域間のつながりを考慮すれば整備の優先順位も変わるのではないか。

【道路政策全般に対するご意見】
・ 京奈和自動車道の整備効果は実感している。現道が非常に走りやすくなった。