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氏 名所 属
和田 晧 日南海岸地域シーニックバイウェイ推進協議会 会長

■ご意見の内容

・東九州の縦軸の整備を早く行って欲しい。日南から高千穂に行くにも、田野インターから九州自動車道を利用し、松橋インターで下り、国道を通って高千穂へ向かう。現道だと延岡までで2時間以上かかり、時間としては変わらない。

・メイン道路が整備されることによって過疎地が生まれる。過疎地が潤う仕組みづくりが必要である。

・日南海岸は通行規制区間があり、規制雨量に達すると通行止めとなり、病院への行き来が出来なくなる。国道とは言わないまでも抜け道の整備をお願いしたい。

・トンネルやバイパスが出来ることによって、格下げになる道路の活用方法を検討しなければならない。また、その検討には住民が関与できるシステムづくりをお願いしたい。

・案内標識の表記については、現在日本語と英語で行っているが、台湾等の東アジアからの観光客は不自由を訴えている。

・案内標識などの標識板の裏側の利活用の検討をお願いしたい。

・日南海岸において、パーキングスペースを増やし、そこからQRコードを活用した地域の情報を提供できるようなシステムをお願いしたい。

・道の駅とこれまでのドライブインとのすみ分けを民間にうまく説明して欲しい。看板設置一つにしても道の駅は、道路敷きに当然のように設置できるが、民間の場合は、規制や条例で、私有地でさえも設置できない箇所もある。

・昔、日南海岸は、岩切章太郎氏が景観や季節感を考慮し、色んな取り組みを行ってきた。例えば、秋には道路脇のススキをそのまま残したり・・・。現在は、道路区域であれば全て伐採してしまうなど、絵描きでない人が絵を描いているような、やったことによってマイナスとなる整備を行っている印象がある。

・日南海岸のガードレールにおいて、レール部分がちょうど目線の高さにあり、景色を見る際の障害となる。

・ボランティアサポートプログラム等の取り組みを根付かせるため、花の植栽コンクールを行うなど、機運を高める取り組みを仕掛けるべきではないか。