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氏 名所 属
渡辺 勝三 南国交通(株) 代表取締役社長

■ご意見の内容

【これまでの道路政策に関する改善点】
 ・改築・改修で新たに舗装した道路をすぐ後に掘り返し、占用企業など掘削する。連携して工事をできないものか。経済的損失であると思う。
 ・少子高齢化に対するバリアフリー化をもっと進めていくべきである。路線バスなどでは、ノンステップバスなどの低床バスが義務付けられているが、バスベイとの整合性が取られていない。予算の枠もあるだろうから優先度を決めて整備していくべきである。
【道路に関して無駄と感じる点】
 ・費用対効果で決めるべきである。
 ・特定財源を一般財源化というのは時期尚早であり、無駄な道路はなく、まだまだ整備しなければならない箇所がある。低床バスに対応していない踏切や事故が懸念されるような箇所がまだまだある。
 ・渋滞対策も十分ではなく、西回り自動車道や東九州自動車道を早期に整備すべきである。現在の進捗状況をみるとこれこそ大きな損失である。
【今後の道路政策で優先度が高いもしくは低いと考えている点】
 ・医療改革が進み、病院の二極化が顕著に現れてくる中、3次総合病院への搬送のため、道路の狭小箇所や渋滞解消が必要である。
 ・歩道のカラー舗装などは景観がよくなると思うので推進してもらいたい。
 ・環境面に配慮した歩車道の整備、東南アジアの表玄関となるような整備が必要である。
【その他】
 ・鹿児島は新幹線が部分開業し、三年後には全線開通予定であるが、鹿児島がストロー現象にならないように、陸海空の全ての経路が連携して整備されてこそ、初めて鹿児島は活性化される。
 ・新武岡トンネルが施工されているが、利便性が高まる以上に、そこに交通が集中し、今まで以上に渋滞するのではないかと思う。たとえ片側二車線となってもトンネル出口付近で渋滞が大きくなると思う。
 ・交通渋滞の為断続的な発進・停止を繰り返し、バス車内での事故も絶えない。もっとスムーズに車両が流れるように整備してほしい。