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氏 名所 属
山本 譲 岐阜教育事務所長

■ご意見の内容

・教育の立場からの意見として申し上げる。

・優先的に進めるべき施策は、やはり、安全・安心の確保のための道路整備である。

・児童、生徒の安全な通学や生活の確保が必要である。通学路でも、歩道の無い道路が多く残っており、特に車道と歩道の分離が必要である。

・交通事故も増えており、特に交差点での事故が多い。交通安全対策として、右折車線の設置等の交差点改良や立体化などを進めるべきである。

・冬期に車道の除雪は行われるが、歩道の除雪が不十分である。通学路の除雪もボランティアに頼っている現状であり、冬期の歩行の安全確保の面からも、歩道除雪について改善が出来ないか。

・岐阜県は公共交通機関が発達していないため、例えば、通勤に自動車利用が非常に多く、通勤距離も長い。しかしながら、岐阜市、大垣市等の都市部での渋滞が著しい。都市部での渋滞解消のための道路整備が必要である。

・東海環状自動車道東回り区間の開通で、岐阜県中濃地方は企業立地が飛躍的に進んだ。このことにより、人口も増加し、地域が活性化している。道路の効果が非常に大きいと感じている。

・高速道路の片側1車線区間は交通安全上、非常に危険である。例えば、東海北陸自動車道の郡上市内ではまだ片側1車線区間がある。片側2車線への拡幅工事をやっているが、早期に完成して欲しい。

・「無駄な道路」と感じるようなことは特に無い。むしろ、特に県道や市町村道クラスの道路の舗装がデコボコでつぎはぎだらけの場所を見かけることがあり、整備状況が非常に悪いと感じている。交通安全上の問題もあり、道路の維持管理はしっかりとやるべきである。