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氏 名所 属
矢野 龍 住友林業(株) 取締役社長

■ご意見の内容

○ 整備の優先順位を明確にし、重点的に事業を進めていく姿勢は厳しい財政状況の中、引き続き大切。

○ 立派な農業道路と国道が並行していたりするところも見受ける。しかも一方は、ほとんど使われていない道路であったりする。見直しすべき。

○ 整備をするにあたって、人の多いところから手をつけるのが基本。首都圏を抜本的に見直したらいかがか。

○ コンテナ通行支障区間は、国際競争力を強化するためにも早期解消は大切。結果、雇用や個人の所得にも繋がってくる。同時に、道路整備のみでなく、入港料、倉庫代等ソフト面も含めて議論すべき。

○ 先般も高速道路で大きな事故があったが、安全・安心の確保の点では、まだやることが多い。

○ 道路整備を住環境の面から言うと、高齢者に対する配慮や生活者優先の道路整備を望みたい。

○ アメリカによる住宅の例を言うと、法律により半年で土地の収用を行っている例もあり、着工までが日本に比べ短時間。日本は整備しようとする時のニーズが高いが、事業遅延により、整備が完了した頃にはニーズがなくなっている事もあるのでは。スピード感が大切。

○ 価格競争で道路の整備に対する予算が安くなるのは良いと思うが、品質が落ちないようにチェックをすべき。