閉じる
氏 名所 属
山崎 博康 上磯郡漁業協同組合 組合長

■ご意見の内容

【効率化】
・道路整備のコスト縮減に努力を払っているようだが、道路維持のコストを削減するのは困る(街路樹の剪定、草刈など、運手者の視界の妨げになっている)、道路整備でコスト縮減した分を維持管理に回せないだろうか?道路維持管理に地元住民や、NPOが参加できやすい取組みも必要だと思う。
・街路樹(植樹帯含む)のある道路が市街地に見られるが、将来的な維持管理(剪定、除草など)を想定して計画しているのだろうか?
・高速道路料金を値下げしなくても良いと思う(安くしても使わない人は使わないと思う、大都会の高速道路とは違う)。安全な道路を提供してもらっているのである程度の料金を払うのは仕方ない。

【重点化】
・都市部の深刻な渋滞対策としての道路整備(函館新外環状道路)は、皆が必要としている道路なので優先的に進めるべきである。(少子化で人口が減ると言っているが、車の保有台数は一人に一台の時代になって逆に増えていると思う)
・現段階では、地方の道路の方が都市部の整備より進んでいるような気がする。もっと都心部の整備をするべきだと思う。
・冬期の事故対策として、除雪体制(橋梁のアイスバーン対策)をもっと出来ないのか?橋梁にロードヒーティングをすると維持費がかかるのは分かるが、新たな技術開発を取り入れる事などにより、効率的な凍結対策が行われる事を期待したい。
・災害に強い道路の整備、特に避難路として指定されている道路の整備は重要である。

【無駄】
・その時々の社会情勢により、無駄か無駄でないかは判断しがたいものがある。漁港の整備で言うと、長い年月をかけやっと整備した時には漁業が下火になっている場合があるが、将来的には必要なこともあると思う。

【全般】
・チリ地震による津波では、国道が防波堤となって北斗市には被害が無かった。防波堤の機能を持たした設計ではなかったと思うが、道路は意外なところで役立つことがあると思う。(当時の国道228号は盛土タイプで整備された)