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氏 名所 属
山枡 勝彌 日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会 企画部会長

■ご意見の内容

■全体意見
・優先度の高い道路政策として、3環状等の都市部外周道路の整備を推進して頂きたい。
・3環状等の都市部外周道路の整備により、都心エリアの道路・河川の再構築への道が拓けると考える。「真に必要な道路」と「変わらなければいけない道路」とをセットで整備を考えていく必要がある。

■「変わらなければいけない道路〜都心型道路」について
1.官民共同によるパブリックの再構築
・3環状道路と併行して都心道路の再構築をセットで推進し、相乗効果のあがるプロジェクトとしてほしい。
・具体的には以下の道路の実現を望む。
@多用途道路(車両の走行車線を縮小し、自転車道、LRT,BRTを整備)
A広幅員歩道(都心部の歩道広幅員化により、オープンカフェ、ギャラリー、たまり空間、ストリートパフォーマンスが実現できると良い。これにより経済効果が期待され、街の活性化に繋がる)
B環境道路(道路植栽や新技術の活用等により、環境に配慮した道路整備。緑化、花道、被水道路、CO2吸収道路等)
・幹線歩道から路地や水辺へとネットワークされる都心プロムナードやスポーツイベント対応型等、沿道地域関係者と行政が連携をとりながら、人を主役にした道路の整備を期待している。

2.都心の風景再生
・これからの日本は少子高齢化に向けコンパクトシティの実現が望まれるが、コンパクトシティに対応した道づくり、都市間準ハイウェイ建設で「スマートグロス」を実現し都市のスプロールを是正することにより、都心の風景再生を期待する。
・具体的には以下の取り組みを望む。
@沿道建物一体・共同での道づくり(プロムナードづくり、道路地下利用、道路上空利用)
A地域・道路管理者一体でのマネジメント(まちづくり、道づくり、防災対策、コミュニティの場)
B「美しい道」スマイルロードの実現(コミュニケーションが可能な道路)

3.沿道都市緑化スペース創生に特別会計の導入
・道路の沿道における都市緑化について、特別会計による新たな制度を検討してほしい。