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氏 名所 属
山神 文昭 香川県立盲学校 事務部長

■ご意見の内容

1.これまでの道路政策に関して、特にどのような改善点があるとお考えですか。
○手押し信号ボタンの下に視覚障害者のための点字表示をすること。点字でどこのボタンを押すか表示するとよりはっきりわかりやすい。
○歩道の既存点字ブロックの定期点検を行い、修繕箇所が見つかれば早急に対応すること。点字ブロックの痛みが激しく、学校側で気がつけば県等に修繕をお願いしている。しかし、学校側で全ての点字ブロックを点検することはできないので、また、点字ブロックの陥没、突起は転倒のおそれがあり危険なので点字ブロックを定期的に点検し、修繕して欲しい。
○高速道路料金所に「AED」を設置すること。高速道路は心臓疾患がある人への負担が大きく、料金所に「AED」を設置することで救命に役立つ。
○街路樹の高さを障害とならないよう適正な高さに保つようにすること。(正門前落ち葉の清掃が大変で車道に散乱する。街路樹で看板が見えにくい。)落ち葉が多く通行の妨げになるため、樹木の種類、高さを調整することで見通しがよくなり落ち葉処理も容易になるのではないか。高速道路の中央分離帯の植林も低くしてくれたら見通しが良くなるのではないか。

2.今後、道路政策においては、無駄を排するなど効率化を徹底する必要があると思いますが、特にどのような点を重視すべきとお考えですか。
○ヒートアイランド化防止のため、アスファルトの材質を改良していく工夫をする。アスファルトの熱反射が大きくヒートアイランドの要因となっている。

3.道路に関して無駄と感じることはありますか。具体的にお教えください。
○毎年度末に行われている歩道部分の修繕工事は、隔年とかでも良いと思う。あまり道路に傷がないのに修繕工事が多いと感じる。修繕区間と日程の調整をおこなって欲しい。

4.今後、取り組む道路政策の一層の重点化を図ることが必要であると思いますが、優先度が高い又は低い課題への対応は何であるとお考えですか。
○高い→高速道路の整備、拡充。道州制をにらめば、もっと四国内の高速道路整備が必要なのではないか。
○低い→歩道部分の点字ブロックの整備、拡充。歩道部分を自転車専用と歩行者専用に分けることができないか。自転車が急にくると視覚障害者は対応できない。

5.国民の皆さまに対し、幅広くご意見を頂くこととしておりますが、特に留意すべき点などあればお教えください。
○肢体不自由者の「車いす」の通行の妨害とならないように歩道部分の障害物をできるだけ排除すること。(視覚障害者のため歩道部分の点字ブロックの整備、拡充すること。)歩道の駐輪、植物を排除して欲しい。

6.その他、道路政策全般に関して、ご意見、ご要望等あればお聴かせください。
○地震災害の液状化現象による道路陥没を少しでも防止するため、地下の埋設物等を事前調査して、対応策を取るようにする。水道管、ガス管の埋設箇所がわからず、災害時にどのルートで避難すると良いかわからない。水道管、ガス管の埋設表示をして欲しい。