・かつて、道路の建設促進会の会長をしたことがあり、道路建設に反対が出た時の対応に苦慮した覚えがある。もう少し行政の指導力がほしいと感じた。行政は、ルートの選定理由等について、しっかり住民に説明し納得させることが必要。

・道路建設にあたっては、事業費を押さえることが重要である。

・道路整備の優先度について、年に１〜２回しか使わない高速道路より毎日使う生活道路の整備が必要。当地域は、道幅の狭い昔の道路が数多く残っており、大型車が１台通ると他の車が通れないなど日々弊害が生じている。

・道路計画にあたっては、規格（ルール）通りに設計するのではなく、実際道路を使う住民の声を聞いて地域の実情にあった道路設計をお願いしたい。実際、住民の声を聞かずに造った道路で利便性のよくないものが存在する。

・地方の道路整備も早くやってもらいたい。都市部（宮崎市近郊）はよく道路整備をやっているようであるが、山間部（串間市周辺）は後回しになりがちである。

・道路整備についても縦割りなところがある。例えば、国道と広域農道を接続する道路がないため無理矢理狭い道を大型車が通ることが見受けられる。国などが、各道路網の接点等の調整を行う必要がある。

・道路関係の法律について、あまり変化がないようだが、現状に沿うものに変えて行くことが必要である。