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氏 名所 属
矢島 三郎 西武バス(株) 乗合業務部 輸送環境対策担当次長

■ご意見の内容

・ 右折レーンの設置や延長によって、渋滞が緩和され、定時運行が図られてきており、大変ありがたい。
・ 主要幹線道路の整備は進んでいるが、バスとしてはそういった道路はあまり走っておらず、基幹道路は生活道路と呼ばれるところが多い。バス路線は住宅が多く、道路拡幅ができにくいのはわかるが、できるだけ積極的にやってほしい。
・ バイパスが整備されることで、車の流れが変わって、バス路線が空くという効果があるため、これを進めて欲しい。
・ バリアフリー法ができたことで、歩道が必要以上に拡幅されているところが見受けられる。商店街など、通行の多いところならいいが、あまり人通りの多くない道路では広い歩道は必要ないのではないか。3車線あった道路が2車線になった所もあり、車の通行にも大きな影響がある。道路の特性を踏まえ、場所ごとに柔軟に決める必要があると思われる。
・ 圏央道が中央道とつながり、高速バスなどにおいて大変な恩恵を受けている。他の計画道路についても早期整備を望む。
・ 鉄道の踏み切りの立体化をさらに進めて欲しい。
・ バスの車重がノンステップバスになってからさらに重くなっており、道路が痛みやすい。国道はしっかり整備されているが、市道など生活道路は基礎がしっかりしていないところもあるので、バス路線については舗装のみの修繕ではなく、基礎からしっかりと整備してほしい。
・ 道路工事においては、大型のダンプを使用すると2車線のところではバスが通行できないため、バスの運行時間以外で工事を行うことになるため、効率が悪くなっている。こちらとしても協力するので工事の回数を減らして頂きたい。
・ 地球温暖化対策と関連づけて公共交通利用促進するように働きかけをしてほしい。
・ 道が狭いところは、電柱があるためバスのすれ違いができないことがよくあり、そのような箇所での地中化をすすめてほしい。
・ 生活道路と輸送道路の区別をしっかりつけて地域にあった道路整備をしてほしい。
・ 設計時に事業者の意見を取り入れてバスベイをつくる場所を確保してくれるところもあり、大変ありがたい。