閉じる
氏 名所 属
横山 秀樹 新潟県立近代美術館 副館長

■ご意見の内容

・国土交通省が示している道路政策の現状と課題でほとんど言い尽くされている感がある。
・車道と歩道が建設当時から変わっていないところが多い。特に、主要道路。郊外の幹線道路などは整備されているが、旧市街地の整備がされていないように見える。例えば、歩道が途中で切れていたり、歩道内に電柱があったり、歩道の幅が極端に狭かったりしている。
・都市計画道路は何十年もほったらかしになっている場所があり、これから実行するには無理が生じている。都市計画道路の見直しが必要ではないかと考える。
・道路事業を実施しているところで、数件の用地の立ち退きに時間を要して、整備が遅れているところがあったりしている。そういったところには、理解を求めて早期の収用が必要ではないかと考える。
・高齢化している中、ハードが整備されてきているがソフトが手薄である。
 高齢者による渋滞や、マナーを改善する必要がある。それには免許更新制度の見直しが必要と考える。
・バスの運行についても、金沢市が実施している市バス等を参考にした方がよいのでは。
 バス業者は収益を優先しているように見える。もっと乗客のことを考えてほしい。
 例えば、ノンステップバスの椅子の配置と高齢者の座る場所を見てみても、高齢者は横向きの椅子にはあまり座らない。また、乗車口より後方の席は階段状になっているなど、高齢者のことを考えたものになっていない。もっと高齢者のことを考えるべき。
・災害が発生した場合、例えば地震が発生した際、通行できる道路がどこなのかという情報を得る方法などがわかりにくい。道路情報を道路管理者毎ではなく、一元的に管理して提供する仕組みをつくるべき。
・高速道路の料金が高いように思う。
・スマートICは非常によいと思う。整備もコンパクトで非常によいと思う。農業のこれからのためにも、高速道路の既存のICだけではだめだと思う。地域に密着したスマートICのようなものが必要と思う。
・バスの優先レーンが活用されていないように思う。
・カーナビ、携帯による道路情報の提供はわかるが、運転しながら、それらの情報を見ることは、危険ではないか。道路標識を整備すべきではないかと考える。
・国土交通省が何をやっているのか一般の人はわからないと思うので、情報呈示をするべきである。
 広報を専門にやる人や、ホームページなどを毎日更新するスタッフがいるとよい。
 ホームページにわかりやすくなんでも広報されていれば、問い合わせにも『ホームページのどこどこを見て下さい。』と言えばよくなる。
・道路整備については、一般の人から見ると場当たり式にしか見えない。一般の人が何をどのようにしているのかを知らないし、道路整備になんで時間がかかるのかの理由などを知りたいと思う。
・道路の横断歩道の位置が交差点に近すぎて、自動車が停止する余裕がない状況が見受けられるところがある。そのような箇所を改善することで事故・渋滞が減ると思う。