閉じる
氏 名所 属
吉房 信夫 (財)岡山県老人クラブ連合会 会長

■ご意見の内容

 無駄な道路はない。ただ利用しにくくして無駄にしてしまっている道路はある。利用しにくい道路とは、バスなどの公共交通機関は通らず歩道も狭いような道路。
 高齢者がシニアカーに乗って行動することが多くなった。都市内道路の歩道は随分広くなってきたが、そこにはシニアカーは余り通らない。郊外部にこそシニアカー利用者が多いがそちらの歩道は充分とは言えず、歩道が存在しない箇所もたくさんある。
 道路の使われ方として産業・生活・レジャーの3種類に大別出来ると思うが、最も優先的に整備するのは生活道路であり、レジャー道路は最も優先度が低い。
 道路整備費用の一部を公共交通利用促進にあてて、道路を活かしていくべき。
 道路が必要・不要の議論をするのに高齢者や地方は無視されている。今後は益々高齢化が進むと思われ高齢者に配慮した整備を進めるべき。