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氏 名所 属
吉澤 宏明 (社)香川県トラック協会 専務理事

■ご意見の内容

・道路を整備する長期的な展望がない。(見えない)

・30年、40年先の将来を見据えて、どういう道路が必要になるかを考え、整備することが必要。

・国道438号は坂出市内〜丸亀へ拡幅整備、その南でバイパス整備を行っているが旧道部分はどうするのかが疑問。狭い香川県でそこまで整備が必要なのかと感じる。

・市民には将来どうなるのか、情報が不足していてわからない。

・情報が伝わっていないため、初期段階でボタンの掛け違いが生じて、少しずつ整備を進めることなり、非効率になっていると感じる。余計に予算がかかっているのでは。

・地域住民が知らないということは、住んでいる人の意見が本当に反映されているのか疑問に感じる。理解を得るための周知徹底が重要である。

・地域の人に知恵を出してもらい、協力し合えば、もっと良い物ができる。

・決定プロセスが判らない。もっとオープンに!

・現在は歩道が狭かったり、歩道上に電柱があるなど、車優先の道路政策になっており、人間(歩く人)をもっと優先に考えるべきである。

・道路はまっすぐでなくてもよいため、古墳や歴史、景観などはできるだけ壊さずに残し活か すべき。道路だけが便利に良くなればいいと言うのではなく、文化を尊重した整備を進める べきである。(曲がっているとスピードも落ちる)

・田畑をつぶしてバイパスで整備するのは慎重にし、既存道路をもっと活用すべき。

・年度末の工事が減ってきているがまだ多い。また、関係部署・機関の連携が取れていない。

・予算を節約することが大事。予算を消化してしまうことを良しとせず、節約した場合は評価するシステムをつくるべき。

・ただし、予算は削減すればいいものではない。価格が低下すれば良いものはできず、品質が落ちる。品質を落とさないためにも適正な予算で事業実施すべき。そうなる仕組みを作るべき。

・道路は人間が作ってきたものであり、人間が住みやすい、安全安心なものであるべきで、街づくり全体の中で道路を考える視点が必要がある。

・渋滞解消のための際限のない道路整備を行うのではなく、バスや電車などの公共交通機関をP&Rなどで活用しやすくして、市内に車を乗り入れしないようにすべきである。
 (トラック130万台の実車率70%に対して、自家用車900万台の実車率は50%以下と低い)

・道路の沿道に住んでいる方にとって騒音や振動の問題は切実であり、高速があるのに一般道を利用している状況を解消するために高速道路・本州四国連絡高速道路料金を下げたり、緑地帯を設置するなどの対応が必要である。

・有識者や自治会長などだけでなく、将来を担う10代、20代の若者の意見や、高齢者、女性などの意見も必要である。時間を掛けても(掛かっても)広く意見収集を行うべきである。

・モニター制度を活用して、道路整備の過程に意見を集めて検討・反映することで納得してもらえる。

・トラック協会として、道路特定財源の一般財源化は絶対反対。特定財源が余っているのであれば、道路のための税金として収めているので暫定税率の撤廃か引き下げすべき。一般財源化することは道理が通らない。

・生活においても、移動や輸送においても道路は必要である。