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氏 名所 属
米井 裕一 石川県PTA連合会 会長

■ご意見の内容

◎金沢の道路事情について
・ 金沢は特に古い道が多い。様々な物流の関係で車種も大型化している。今時、金沢市の基幹道路であれだけ渋滞するところはあまり見かけない。特に金沢の御影大橋〜野々市町間の道路は狭い。
・ 金沢市内ではまっすぐ車線を走るといきなり右折レーンになり止まるなど、道路が狭くて車線がおかしい箇所がある。
・ 細い道に大型車が入ってくるところや電柱が立っているところは歩行者にとって狭くて大変危険である。このような場所は無電柱化などの対策が急務ではないか。
・ 山側環状は実に効果があると実感した。後は海側幹線が活用できればOKだが、逆に山側環状も徐々に混み始めているようだ。
・ 金沢は道が狭いので、緊急時(救急車等)の対応に不安。
・ 金沢市内の国道8号沿いに大型SC(イオン)が出店したがそこから出ることが大変だった。車線の付け方がおかしいのではと思いストレスを感じる。(混雑予測をしっかりして車線等を考えてほしい)

◎規制とモラルについて
・ 道路の数や大きさのことだけではなく、車の進入を制限する等の考え方も必要。
・ 家の前は時間帯によって一方通行にしてもらっているが、運転者のマナーも良くない。警察の範疇かもしれないが、抜け道を恐ろしいスピードで走る車を見かける。モラルの問題であるが、生活道路に対する考え方をきちっと啓蒙すべき。
・ 道路は通行のためだけでなく賑わいのためのツールでもある。
・ 道路を使う我々自身の考え方も変えていかないといけない。

◎安心して歩けるまちづくり
・ 道路はかなり整備されていると思うが、これからは安心して歩ける道路が必要だと思う。まちづくりと連携して子供の安全や美観に配慮してほしい。
・ 道路の下に何が入っているのかも重要なので、今の時代にあったモデル道路をつくってはどうか? インフラとしては完璧まだまだ手を加えるところがある。


◎災害に強い道路整備
・ 能登地方への幹線道路は能登有料1本しかない。そこからの枝線は地元の人しか知らないような山道を通る。今回の地震では能登半島は孤立するところだと実感した。
・ 日本の公共事業が高いと言うがそうではなく災害に配慮していることをもっとPRしないといけない。そういった道路特定財源の範囲の中で優先順位を付けて実施していくほうがよい。

◎その他
・ 人口減少の時代になっても、必要に応じた整備を継続していってもらいたい。