踏切対策を効率的かつ強力に推進していくため、利用者の損失を直接反映できる新たな指標として、「踏切遮断による損失時間(踏切遮断による待ち時間がある場合と無い場合の踏切通過に要する時間の差)」の測定に取り組む。
平成11年度データによる試算結果では、全国の踏切全体の1日当たり損失時間は約140万人・時間(約40億円相当)であり、そのうち箇所数で3%に過ぎないボトルネック踏切は損失時間では4 割弱を占める。
またボトルネック踏切における通過者1人当たりの年間の損失時間は約1,100分(約5万円相当)であり、これら踏切遮断損失時間を削減していくことが重要。
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