(2)産業の振興 群馬県 データまとめ 平成9年 2-11
●関越自動車道 ●昭和60年10月開通
時間短縮にともなう農産物出荷量の拡大
関越自動車道の全線開通前
・群馬県内の工業団地は、県中央部から東部地域にかけて分布。
関越自動車道の全線開通後
・これまで工業団地が全く存在していなかった県北部地区において、沿線町村を中心に工業団地造成・分譲が開始。
・造成が集中したのは、東京と新潟の中間である沼田、月夜野周辺。
・関東、北陸へのアクセス性が、立地条件の第一の理由と考えられる。
・工業開発を行うに当たって、交通基盤の脆弱性が先行的工業団地造成を実行することのブレーキになっていた。
・地域の消極的姿勢の転換が図られている。
農産物の出荷にも好影響
・農産物の出荷の伸びは、開通後の昭和62年において10%の増加。
・高速道路の開通で輸送時間の短縮がもたらす鮮度の向上およびマーケットの拡大などをもたらした。
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