(3)地域の振興 長野県 データまとめ 平成12年 3-173
●中央自動車道 ●昭和51年9月開通
中央道(伊那谷地域3都市高度医療ネットワーク)……医療、福祉に貢献
伊那谷地方の医療体制の課題
・長野県の伊那谷の地方都市では、人口も3万人(駒ヶ根市)から10万人(飯田市)であり、各地方都市の病院だけでは、財政的にも都市圏のような高度医療施設の機能を、一つの病院で賄うことは不可能。
・木曽谷の医療体制は、総合病院が一つという現状のため、過疎医療の体制ともなっている。
・地方部に暮らす人々は病院に行くにも診療科目によっては、一日がかりだった。
伊那木曽連絡道路への期待!!
・現在の伊那地域では、中央自動車道を利用することにより、1時間以内に目的の診療科目のある病院へ行くことが可能に。
・伊那木曽連絡道路が開通すれば、中央道を経由して木曽谷の過疎医療地域の人々も、伊那谷の高度医療体制を利用できるようになる。
今後の課題
・まだまだ医療体制の期待に応えるためにも、過疎医療地域のためにも安全な信頼ある道路整備が不可欠。
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