(5)時間短縮 沖縄県 データまとめ 平成9年 5-45
●沖縄本島内道路整備
スポーツ・文化施設への所用時間短縮により住民の施設選択の幅が広がった
許容できる所要時間内の施設数についてアンケート調査
・住民が各種のサービスを享受する施設に対して、自動車を利用した場合に許容できる所要時間圏域内に立地する施設数についてアンケート調査を実施。
・沖縄県の糸満市、名護市、国頭村を対象に実施したもので昭和49年と平成6年とを比較。
糸満市:都市機能の集積度が高い那覇市に近い南部の特徴を表す都市
名護市:那覇市から離れた北部の特徴を表す都市
国頭村:交通が不便な地方
北部地域の名護市と国頭村ではスポーツ・文化施設が増加
・北部地域の名護市と国頭村では、許容できる所要時間以内の圏域に存在するスポーツ・文化施設が増加し、住民の施設選択の幅が広がった。
糸満市では沖縄西海岸道路などの整備が必要
・糸満市では近年の道路混雑の影響などから、圏域が若干狭くなり、現在この中に立地する施設数は昭和49年時点から減少。
・糸満市から各種施設へのアクセス性の向上を図るため、地域高規格道路である沖縄西海岸道路などの整備が必要。
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