(6)利便性の向上 千葉県 データまとめ 平成13年 6-27
●国道127号富津館山道路 ●平成11年3月開通
地域と都心を身近にし、快適な地域生活・地域経済に貢献
富津館山道路の開通前
・都心部などから南房総地域への幹線道路は国道127号だけ。
・信頼性の高い道路網が不足し、地域と都市を結ぶ広域的な交流機能が不十分。
富津館山道路の開通後
・富津館山道路を利用した東京〜白浜間の高速バスが平成11年10月より運行開始。
1日あたり往復8〜10本
・東京駅南口〜JRバス白浜駅前の所要時間:3時間5分。
・富山町営物産センター“富楽里(ふらり)"の開業(平成11年7月)により、町の物産品を広く紹介。
南房総地域の整備効果
・鉄道不便地域(白浜町)の日常生活の利便性を向上させるとともに、都心部からの観光客誘致に貢献。
・8月、3月の観光シーズンにも高速バスが利用され交通の円滑化に寄与。
通常平均約5,300人→観光シーズン平均約7,300人
・“富楽里"の来店客数、売上高は高速バス運行開始後に大幅増加で地域産業の振興に貢献。
8月:来店客数:約4,450人増加(約50%増)
売上高:約744万円増(約58%増)
写真・図表等はクリックすると拡大表示されます。