(7)交通安全 北海道 データまとめ 平成9年 7-3
●国道40号 ●平成3年10月開通
交通難所・塩狩峠の改良で交通事故激減
交通の難所として知られた塩狩峠
・塩狩峠(しおかりとうげ)は北北海道の主要幹線道路である国道40号線唯一の峠区間。
・最急勾配の5.1%、最小曲線半径80mと坂、カーブがきつく、特に冬期間の車両の運行にはスリップや登坂困難などの危険があり交通事故が多発。
交通の安全確保のため線形および勾配緩和の道路改良
・昭和59年より峠部約2.9kmの線形および勾配緩和の道路改良に着手。
・平成3年10月に新ルートが開通。
・改良前に比べて交通量が15%も伸びたが交通事故件数は減少し、死亡事故件数はこれまでの2/3に、冬期の事故件数は1/2以下に。
・新ルートの峠頂上部の駐車場は桜を中心に2,500本の植樹を行い、さらにログハウス調の公衆トイレと東屋も設けた「夢ロード桜塩狩パーク」に。
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