今後、駐車場などで既存ETCが使えるようになります  ―ETC関連技術の活用について−

平成18年3月17日
道路局
   ETC車載器の普及は、2001年3月のサービス開始から2006年2月末までの約4年半でセットアップ台数が1,100万台、利用率も60%に近づくなど急速な展開を見せております。
 こうしたなか、民間事業者等においてもETC関連技術を駐車場利用料金決済や給油料金決済等、有料道路の料金徴収以外へ活用しようとする取組みが進められております。平成17年6月には、日本経済団体連合会から、既存ETC車載器を有料道路通行料以外にも活用できるよう既存システムの用途の拡大等について、規制改革要望がなされております。
 こうした状況を踏まえ、今般、既存ETC車載器により駐車場等の料金決済を行うことができるよう、車載器の機能の一部を民間事業者等が利用できるようにし、ETCの一層の普及促進を図ることとしました。
 既存ETC車載器の機能を用いて有料道路の料金徴収以外へ活用するにあたっては、専門の学識経験者から構成される「ETC関連技術の活用に関する研究会」において検討を頂き、平成18年3月に「ETC車載器機器番号の活用について」として取りまとめて頂いております。あわせて、平成17年度に、機器番号を活用した駐車場ETC社会実験を実施し、システムの動作確認も行っております。

 今後、ETC車載器を用いたサービスの具体的な導入が図られるよう、民間事業者等を対象とした説明会が、平成18年3月30日(木)15時30分から虎ノ門パストラル鳳凰西の間において開催されることとなっております。(問い合わせ先:スマートウェイパートナー会議事務局担当 浜田tel:03-3545-6631 http://www.hido.or.jp

  【参考資料】

【問い合わせ先】
道路局 道路交通管理課 高度道路交通システム推進室 企画専門官 森山 誠二
代表03-5253-8111(内線37453)直通03-5253-8484



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