道路

歩行空間のユニバーサルデザイン

歩行空間のユニバーサルデザインとは

ユニバーサルデザインとは

「ユニバーサル政策大綱」(平成17年7月)における基本的考え方は、「どこでも、だれでも、自由に、使いやすく」というユニバーサルデザインの考え方を 踏まえ、今後、身体的状況、年齢、国籍などを問わず、可能な限り全ての人が、人格と個性を尊重され、自由に社会に参画し、いきいきと安全で豊かに暮らせるよう、生活環境や連続した移動環境をハード・ソフトの両面から継続して整備・改善していくという理念に基づき、政策を推進していくとしています。

※ユニバーサルデザイン…あらかじめ、障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方(障害者基本計画:平成14年12月14日閣議決定)

歩行空間におけるユニバーサルデザイン

歩道など歩行空間が途切れている場合や、歩行空間の幅員が狭い場合などは、高齢者や障害者等の通行に支障となります。よって、歩行空間におけるユニバーサルデザインを進める必要があります。

020

歩道幅員が確保されていない事例。突然歩道の幅が狭くなり、通行のさまたげになります。

010

歩道の真ん中に電柱が設置されています。
また、お店の看板や路上駐輪のために歩道の幅員が確保されていません。

030

建物の出入り口部分に勾配があり、連続していることにより波打ち歩道が形成されています。
スムーズに通行ができません。

040

視覚障害者誘導用ブロック上に自転車が放置されている事例。
視覚障害者のための施設が使うことができなくなるだけでなく歩道の幅員を狭めてしまい、スムーズに通行ができません。

ユニバーサルデザイン歩行空間のネットワーク

誰もが安心して通行できるよう、駅、商店街、病院、福祉施設等を連絡する道路において、幅の広い歩道の設置や既設歩道の段差・傾斜・勾配の改善、道路空間と一体となって機能する歩行者通路や交通広場の整備等により、ユニバーサルデザインの歩行空間がネットワークとして連続的に確保することが必要です。

050

ページの先頭に戻る