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ハンプの設置による騒音や振動の発生程度について教えてください。


ハンプの騒音や振動の発生程度は、交通状況や道路状況、
ハンプ形状等により異なります。
以下の騒音や振動の影響計測事例を参考にしてください。   





(1)騒音
@実験場における計測事例
 
平成12年1月に国土交通省国土技術政策総合研究所(旧建設省土木研究所)において実験により騒音を計測しました。速度が同じであれば、ハンプを設置した場合の方が、騒音は大きくなります。しかし、ハンプ設置により通行車両の走行速度の低減が図られるため、速度低減に応じて騒音の低減が期待できます。
 本計測時のサイン曲線ハンプの平均通過速度は約26km/hでした。この時の騒音値をグラフから読めば、59.5dBとなります。ハンプがない状態で、車の平均走行速度が33.2km/hを超えると、騒音値は59.5 dBを越えるため、自動車の速度がこの値を越えるような道路では、ハンプを設置することにより速度抑制とともに騒音を低減できる可能性があります。

(※騒音測定はハンプ中心点真横7.5m、高さ1.2mの位置で測定)

図−1 実験風景

図−2 ハンプ位置での走行速度と騒音との関係

高さ 10cm
長さ 4m
左右対称のサイン曲線
平坦部無し
図−3 実験場で設置したハンプの形状

Aさいたま市氷川参道の公道実験における計測事例

 ハンプを設置した道路は、通過交通のある出会い頭事故が比較的多い住宅地の道路です。サイン曲線ハンプを車両が通過した時点の騒音レベルは、ハンプを設置しなかった場合よりも平均値、85パーセンタイル値ともに下回っています。





表−1 道路上のハンプ通過時の騒音レベル(瞬時値)

普通車 バン トラック

平均
85パーセン
タイル値
15パーセン
タイル値
平均
85パーセン
タイル値
15パーセン
タイル値
平均
85パーセン
タイル値
15パーセン
タイル値
ハンプ設置時 67.7 71.4 63.4 69.5 73.5 65.8 78.4 84.1 73.8
ハンプ未設置時 73.0 77.2 67.7 74.8 78.1 71.9 79.0 82.0 74.2
資料:今後の地区道路の標準レイアウトに関する研究 H14.3 新道路研究会


高さ 10cm
長さ 4m
左右対称のサイン曲線
平坦部無し
図−4 さいたま市氷川参道で設置したハンプの形状

(2)振動
○さいたま市氷川参道の公道実験における計測事例

 ハンプを設置した道路は、通過交通のある出会い頭事故が比較的多い住宅地の道路です。サイン曲線ハンプを車両が通過した時点の振動レベルは、普通車でみた場合、ハンプを設置しなかった場合よりも平均値、85パーセンタイル値ともに下回っています。





表−2 道路上のハンプ通過時の振動レベル

普通車 バン トラック

平均
85パーセン
タイル値
15パーセン
タイル値
平均
85パーセン
タイル値
15パーセン
タイル値
平均
85パーセン
タイル値
15パーセン
タイル値
ハンプ設置時 50.4 56.4 45.1 54.9 59.0 49.1 57.2 61.5 53.1
ハンプ未設置時 54.1 61.1 50.1 54.8 59.1 49.1 56.3 57.8 54.7
資料:今後の地区道路の標準レイアウトに関する研究 H14.3 新道路研究会



参考:

コミュニティゾーンの評価と今後の地区交通安全(平成16年3月(社)交通工学研究会 発行)
コミュニティゾーン実践マニュアル(平成12年7月 (社)交通工学研究会 発行)


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