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高速道路ナンバリングとは

整備が進む我が国の高速道路ネットワークにおいて、路線名に併せて路線番号を用いて案内する「ナンバリング」を導入することにより、訪日外国人をはじめ、すべての利用者にわかりやすい道案内を実現します。

高速道路ナンバリングの対象路線

〇高規格幹線道路網(「高速自動車国道」および「一般国道自動車専用道路」)とこの道路網を補完して地域の高速道路ネットワークを形成する路線
〇高規格幹線道路網から主要な空港・港湾、観光地へのアクセスとなる高速道路ネットワークを形成する路線
(※既にナンバリングが実施されている都市高速道路(首都高速道路、阪神高速道路等)は、今回の高速道路ナンバリングの対象外です。)


高速道路ナンバリングルール

ナンバリングの基本ルール

1.親しみやすく
 ●地域でなじみがあり、かつ国土の根幹的な路線の既存の国道番号(2桁以内)を活用します。

2.シンプルで分かりやすく
 ●数字は原則2桁以内とします。
 ●同一起終点など、機能が似ている路線はグループ(ファミリー)化します。
 ●道路種別や機能をアルファベットで表現します。
  ・路線番号の頭に高速道路(Expressway)を意味する「E」を付与
  ・グループ(ファミリー)化する路線は、路線番号の最後に「A」を付与
  ・環状道路は、路線番号の頭に「C」を付与

3.国土の骨格構造を表現する
 ●主要な国道番号で、国土の骨格構造を表現できるように、路線の起終点を設定します。

ナンバリングの具体的ルール

①1桁・2桁国道に並行する路線 当該国道番号を付番 例)
東名高速道路
※並行する路線は国道1号
②1桁国道とグループ(ファミリー)化する路線 新東名高速道路・新名神高速道路は東名高速道路・名神高速道路の並行路線とした「1A」、中国自動車道は山陽自動車道の並行路線とした「2A」としグループ化

新東名高速道路
新名神高速道路
伊勢湾岸自動車道

中国自動車道
関門自動車道
3号、4号、5号は、先行して整備されたルートに付番し、既存の国道が並行する区間の路線には、「A」を付けた路線番号としグループ化
南九州自動車道
東北縦貫自動車道八戸線(安代〜青森)
〔八戸自動車道、青森自動車道 等〕
北海道横断自動車道(黒松内〜札幌)
〔札樽自動車道 等〕
③環状道路 首都圏、名古屋圏の環状道路は、アルファベットで機能を表現するとともに、既存の都市高速道路の環状道路との整合性にも配慮
東京外環自動車道
首都圏中央連絡自動車道(釜利谷~木更津)
東京湾アクアライン、東京湾アクアライン連絡道
名古屋第二環状自動車道
東海環状自動車道
④1桁・2桁国道に並行する路線の対象を拡大して付番する路線 北海道縦貫自動車道は、国土全体および北海道の骨格構造を表現する路線であることから、全線を5号と付番
北海道縦貫自動車道
〔道央自動車道 等〕
(国道5号,37号,36号,12号,40号)
2桁国道に同一地域内で概ね方向が一致している路線は、当該国道番号を活用 例)
旭川・紋別自動車道
東海北陸自動車道
並行する国道が3桁番号である、又は並行する国道の国道番号を別路線に付番する路線で、隣接して2桁国道がある場合は、当該国道番号を延伸 例)
京葉道路,館山自動車道,富津館山道路
(国道14号,16号,127号)
⑤その他の路線 国道番号に使われていない59番以降の2桁番号を付番 例)
函館・江差自動車道

路線シンボルのデザイン・路線番号の読み方

路線シンボルのデザイン

コンパクトな形状を用いて、路線番号を出来るだけ機能的に表現


○1桁番号

東名高速道路
名神高速道路

新東名高速道路
新名神高速道路
伊勢湾岸自動車道

○2桁番号

中央自動車道(高井戸~岡谷)

四国横断自動車道(高知~大洲)〔高知自動車道 等〕
松山自動車道(大洲~松山)

○環状道路

首都圏中央連絡自動車道
(釜利谷~木更津)

東京湾アクアライン
東京湾アクアライン連絡道

路線番号の読み方

路線番号 日本語の読み方 英語の読み方
E1 いーいち イーワン
E4A いーよんえー イーフォーエー
E56 いーごじゅうろく イーフィフティシックス
C4 しーよん シーフォー
CA しーえー シーエー

道路標識による案内

路線番号と路線名を併記して案内します。


高速道路入り口における案内イメージ

ジャンクションにおける案内イメージ

高速道路ナンバリングの活用

地図やカーナビゲーションなど、様々な分野における活用を進めます。


地図における表示イメージ

カーナビゲーションにおける活用イメージ