国土交通省道路局 Road Bureau, Ministry of Land, Infrastructure and Transport
 
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踏切対策
国土交通省においては、連続立体交差事業などにより踏切除却を図る「抜本対策」と、踏切部歩道の拡幅、立体横断施設の整備、遮断時間の短縮を図る高度な踏切遮断機の導入等により踏切交通の円滑化を図る「速効対策」を両輪として、「開かずの踏切」対策をはじめとした踏切対策のスピードアップに努めています。
◇「開かずの踏切」:平成19年度までに速効対策を中心に約200箇所を対策
◇「ボトルネック踏切」:平成22年度までに、連続立体交差事業等により半減


【代表的な速効対策】
踏切歩道の拡幅
前後にも歩道がない場合も多くありますが、踏切全体の95%以上で歩道が未整備です。そのうち前後区間に比べ歩道が1m以上狭い通学路等の踏切だけでも約1,800箇所あります。そのような歩行者の通行に支障をおよぼす踏切において歩道を設置、拡幅します。

立体横断施設の整備
歩行者が踏切の遮断に影響されずに、また安全に線路を横断することができるように立体横断施設を整備します。最近では、スロープやエレベーターがついている立体横断施設も整備しています。
踏切遮断時間を短縮する高度な踏切遮断システムの導入
急行、各停など列車の種別や速度を判断して、警報開始地点を変えることにより各駅停車駅近傍における無駄な踏切待ち時間を解消する踏切システムです。

各駅停車駅近傍踏切における踏切遮断時間の比較(実測値)
【賢い踏切の一例】
最長:52秒(普通)
最短:43秒(特急)
その差は9秒
「賢い踏切」の場合、列車の種別を判別し、特急・急行と普通で踏切作動を開始する地点を変えているため、普通列車でも特急・急行列車でも、遮断時間はほとんど変わりません。

【普通の踏切の一例】
最長:120秒(普通)
最短:52秒(特急)
その差は68秒
「普通の踏切」の場合、駅に停車する普通列車でも、最も速度の速い特急列車にあわせ、駅の手前から踏切が作動し始めるため、普通列車の場合、駅に停車している時間などが加わり遮断時間が長くなる場合があります。

こうした取り組みについては、事業主体により取り組みの意欲もまちまちです。例えば、上述のような「賢い踏切」の導入についても、鉄道事業者毎にばらつきがあります。
このような中、鉄道事業者や地方公共団体のより主体的な取り組みを促しながら、速効対策を中心に、より効果的で速効性のある施策を検討していかなければならないと考えているところです。市民の皆様方の積極的なご意見をお願いいたします。

踏切の現状と課題、踏切対策の概要
踏切がもたらす様々な問題
アンケート調査要領・調査票

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