道路

国際機関への参画

(1)世界道路協会(PIARC)

<概要>

世界道路協会(PIARC)は、1909年に設立され100年以上の歴史を持つ世界的に最も権威ある道路組織です。現在125ヵ国が加盟しており、道路行政について積極的な対話と行動を続けている国際機関です。

日本は1910年から加盟し、道路局は、会議への参加を通して、情報交換・技術交流を行っています。

世界道路協会(PIARC)の詳細については、日本道路協会のホームページ及びPIARC公式ホームページ(英語)をご参照ください。

<第27回世界道路会議 プラハ大会>

(1)会期:2023年10月2日(月)~6日(金)

(2)開催地:チェコ共和国 プラハ市

(3)開催規模:120ヵ国からおよそ6,000人の道路関係者、40カ国の交通大臣等が参加

(4)大会テーマ:「Together on the road again」
   大会ウェブサイト:https://www.wrc2023prague.org

  • 大臣セッションには、吉岡国土交通省技監が出席し、事故危険箇所における集中的な
    事故対策や途上国の技術者に対する交通安全研修について紹介した。また、日本の展示
    パビリオンでは官民38団体がレジリエンスやDX、カーボンニュートラルなど、日本の
    最新の道路技術・政策を紹介した。優秀論文に贈られるPIARC賞は、8部門のうち3部門
    において日本の論文が受賞した。

第27回世界道路会議プラハ大会の様子(2023年10月)

<第16回冬期サービスとレジリエンスに関する世界大会(カルガリー冬期大会)>

(1)会期:2022年2月7日(月)~11日(金)

(2)会議形式:完全バーチャル開催

(3)大会テーマ:「Adapting to a changing world」

  • カルガリー冬期大会への斉藤大臣メッセージ
  • 参加登録者数は800 名弱にのぼり、多くのセッション・展示が行われた。
    日本からも、斉藤国土交通大臣がビデオレターにて日本の優れた取組みを
    紹介したほか、展示ブースにおいて「高度技能が必要な除雪作業の自動化」
    「再生可能エネルギーを利用したロードヒーティング」等、日本が誇る最新の道路技術・政策を紹介した。

<第26回世界道路会議 アブダビ大会>

(1)大会会期:2019年10月6日(日)~10日(木)

(2)大会場所:アブダビナショナルエキシビジョンセンター(ADNEC)(アラブ首長国連邦 アブダビ市)

(3)開催規模:131ヵ国からおよそ3,750人の道路関係者、34カ国の交通大臣等が参加

(4)大会テーマ:「Connecting Cultures and Enabling Economies」

  • PIARCの各技術委員会による4年間の活動成果報告をはじめ、世界中から集まった道路・道路交通関係者による最新技術の発表、取り組み紹介および意見交換が行われた。

第26回世界道路会議アブダビ大会の様子(2019年10月)

<横浜総会>

(1)会期:2018年10月22日(月)~10月26日(金)

(2)場所:横浜市、ホテルニューグランド

(3)開催規模:約140名(うち外国人参加者数:約47ヵ国、130名)

  • 年次総会に合わせて、「道路メンテナンスへの革新的技術の活用」をテーマにして、カンファレンスディベートが開催され、各国の最新動向について意見交換が行われた。

PIARC横浜総会の様子(2018年10月)

<レポート>

PIARC発行の各種レポートは、どなたでも無料でご覧いただけます。ぜひ ご活用ください。

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