道路

審査結果

平成19年度「道路政策の質の向上に資する技術研究開発の募集」の審査結果

「道路政策の質の向上に資する技術研究開発の募集」について、平成19年3月20日に開催された「第6回新道路技術会議」による審査の結果、以下の研究テーマが採用されました。


【政策領域7:防災・災害復旧対策】

研究テーマ名と概要 提案者
テーマ名 凍結融解作用を受ける斜面の崩壊予知・災害危険度評価システムの確立
北海道大学
大学院
工学研究科
教授 三浦 清一
概 要 積雪寒冷地を対象とした寒冷地地盤災害対策に資するため、現地ボーリング調査や実物大フィールド試験、室内模型実験、室内要素試験等により、積雪寒冷地に ある破砕性帯水斜面の安定解析手法を実務レベルで確立し、災害発生ハザードマップの作成や地盤災害危険度の提案などを通して、破砕性帯水斜面の崩壊予知・ 災害危険度評価システムを確立する。

研究テーマ名と概要 提案者
テーマ名 津波による道路構造物の被害予測とその軽減策に関する研究
九州工業大学
工学部
建設社会工学科
教授 幸左 賢二
概 要 巨大地震に伴う津波による甚大な被害を防ぐために、スマトラ沖地震発生時の津波による橋梁を中心とする道路構造物の被害状況の分析を通じて、津波が道路構造物に及ぼす影響について検討するとともに、その軽減策の確立を図る。

【政策領域8:道路資産の保全】

研究テーマ名と概要 提案者
テーマ名 各種道路橋床版における疲労損傷の非破壊検査システムに関する研究開発
大阪大学
大学院
工学研究科
地球総合工学専攻
教授 鎌田 敏郎
概 要 道路橋に主に使用されている鋼床版、RC床版、合成床版に発生する疲労損傷において、現場での目視確認が困難なために問題となっている損傷を対象として、サーモグラフィによる赤外線撮影法(鋼床版)、衝撃弾性波法(RC床版、合成床版)等、高精度で効率の高い床版種別ごとの非破壊検査システムを構築する。

【政策領域1~6、9、10については該当無し】

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