長崎市での社会実験

社会実験の概要

今年4月から長崎市内で開催されている「長崎さるく博」にあわせて、「通り名で道案内」の社会実験が行なわれており、「長崎さるく博」が閉幕する10月29日まで実施の予定です。

ロゴマーク

長崎さるく博

「長崎さるく博」は、長崎の個性的な町を歩いて・学んで・食べて楽しめる コースや講座が用意された、日本ではじめてのまち歩き博覧会です。「さるく」とは、ぶらぶら歩くという長崎弁です。
   開催期間:2006年4月1日(土)〜10月29日(日)
   開催場所:長崎市域全域


社会実験は「道案内プロジェクト」と呼ばれ、長崎市中心部の中島川周辺の旧町名復活の動きに合わせ、通りの名前を市民や観光客にアピールしようと企画されたもので、市民グループや地元自治会などでつくるプロジェクトチームによって行なわれています。
対象範囲は古い町並みが残る古川町と諏訪町にある12の通りで、側面標示(電柱や街灯等への表示)や路面表示(歩道等への表示)が約20m間隔で設置されました。

◇道案内プロジェクトマップ◇
さるく博」マップ
 
 

ヒアリング調査結果

「さるく博」に訪れた観光客等に「通り名で道案内」された地図を利用してもらい、認知・理解度や取り組みへの評価についてヒアリング調査を行ないました。

  1. 実施期間 :2006年4月29日(土・祝)〜5月3日(水・祝)
  2. 実施方法 :調査員による現地でのインタビュー
  3. サンプル数:304名(うち9割以上が実験範囲外に在住)
約9割の人が「良い取り組みである」と評価
 
約7割の人が「他の地域にも展開して欲しい」と評価