モーダルシフト促進キャンペーン2004

平成16年3月22日〜5月31日

時代が変わる、物流が「シフト」する。



 環境負荷の小さい鉄道・海運利用へと、貨物輸送を転換することをモーダルシフトといいます。環境保全意識の高い多くの企業では、社会的責任(CSR)と位置付けて、商品の生産から廃棄にいたる全ての場面で環境負荷の削減に取り組まれていますが、その中で、輸送における環境負荷の削減にはモーダルシフトやトラック輸送の効率化が有効です。
 モーダルシフト等の流れを加速するには、そうした取り組みを進めている企業の製品を、一人ひとりが意識的に選ぶことが重要です。この機会に、より多くの方にモーダルシフトについて知っていただき、環境にやさしい物流をめざす企業がますます増えていくことを期待しています。

なぜ今「モーダルシフト」なのか

1トンの貨物を1q運ぶときに排出するCO2の量をみると、鉄道はトラックの1/8、海運は1/4しかありません。つまり、貨物輸送の方法を転換することで、鉄道利用では87%、海運利用なら75%もCO2排出量を削減することができるのです。こうしたことから、地球温暖化対策としてのモーダルシフトの重要性が高まっているのです。

「モーダルシフト」を始めるには

モーダルシフト等に関するご相談は各地方運輸局の物流振興施設課で承ります(モーダルシフト相談室)。また、モーダルシフト等の成功事例を紹介するモーダルシフト事例公表制度もあります。

北海道運輸局  (北海道)
東北運輸局   (宮城、福島、岩手、青森、山形、秋田)
北陸信越運輸局 (新潟、長野、富山、石川)
関東運輸局   (東京、神奈川、埼玉、群馬、千葉、茨城、栃木、山梨)
中部運輸局   (愛知、三重、静岡、岐阜、福井)
近畿運輸局   (大阪、京都、奈良、滋賀、和歌山)
神戸運輸監理部 (兵庫)
中国運輸局   (広島、鳥取、島根、岡山、山口)
四国運輸局   (香川、徳島、愛媛、高知)
九州運輸局   (福岡、長崎、大分、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島)

モーダルシフト促進シンポジウム

モーダルシフト等の促進に向けた課題について、様々な角度から講演とパネルディスカッションを行います。

詳しくはこちら( http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/MSsymposium.html

■日時 平成16年4月5日(月) 15:00〜17:00

■会場 経団連会館 経団連ホール(東京都千代田区大手1-9-4)

 特別講演 東京大学教授 坂村 健

     「ユビキタス社会における物流、そしてモーダルシフト」(仮題)

平成16年度「環境負荷の小さい物流体系の構築を目指す実証実験」補助制度

幹線物流におけるCO2排出削減のための対策として、モーダルシフトやトラック輸送効率化等の実証実験を荷主企業・物流事業者が共同で行う場合に、輸送方法の転換に必要な追加的費用の1/3を補助する制度です。

 詳しくはこちら( http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/butsuryu-jisshoujikken.html



キャンペーンのリーフレット

 
  

モーダルシフト促進キャンペーン2004

主催 国土交通省
    モーダルシフト等促進協議会

後援 (社)日本経済団体連合会
   (社)日本物流団体連合会
   (社)日本ロジスティクスシステム協会
   日本貨物鉄道(株)
   日本内航海運組合総連合会
   日本長距離フェリー協会
   (社)日本港運協会
   (社)全国通運連盟
   日本内航運送取扱業海運組合
   (社)日本倉庫協会
   (社)日本冷蔵倉庫協会
   (社)日本港湾協会
   交通エコロジー・モビリティ財団
   日本政策投資銀行

   (社)日本新聞協会
   日本放送協会
   (社)日本民間放送連盟

ロゴマーク使用規定

モーダルシフトに取り組まれている方は本ロゴマークご利用ください。