1.日時
平成13年4月4日(水) 14:00〜2.場所
中央合同庁舎第3号館 都市・地域整備局会議室3.議事
冒頭、分科会長の互選が行われ、矢田俊文九州大学副学長が分科会長に選出され、分科会長代理には、今野修平大阪産業大学教授が、矢田分科会長から指名された。
本日の議題
- 国土審議会半島振興対策分科会運営規則について
- 半島振興計画の一部変更について
- 半島振興の現況等について
- その他
本日の分科会においては、長崎県西彼杵郡大島町及び崎戸町を半島振興対策実施地域として指定したことに伴う西彼杵地域半島振興計画の一部変更について、国土交通大臣、総務大臣、農林水産大臣からの諮問に対し、諮問どおり了承する旨、答申を決定した。
その他の主な議論の概要は、次のとおりである。
- 半島地域においては情報化の面で遅れが見られることから、最近のIT基本法の成立等を踏まえ、ハードのみならずソフト面での情報化の整備を進めていく必要があるのではないか。
- 半島地域といっても、その中の市町村ごとには状況が異なることから、振興対策も重点的・限定的に行っていく必要があるのではないか。
- 半島地域も含め条件の不利な地域は、これまでも振興対策を実施してきたが、さらに産業振興に結びつくような施策を推進していくべきではないか。
- 国土交通省に統合された利点を活かして、事業の実施に当たっては関係局が十分に連携して行っていくべきではないか。
- 半島地域は、面的にみれば一次産業のシェアは高く、自然・海洋資源は大きいものがある。こういった強みを活かして半島地域の内外からの視点を踏まえた振興方策を考えていくべきではないか。
との意見が出た。
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