- 日時
平成18年11月24日(木)14:00〜16:00
- 場所
虎ノ門パストラル
- 出席委員(敬称略)
森地部会長、石、大西、鬼頭、小林、生源寺、関根、西村、藤田、村木、村田、安居、和気
- 議事(概要)
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開会 |
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(2) |
議題 |
国土利用計画に関する調査審議
事務局から資料2−1及び2−2について説明 |
議題 |
各府省庁ヒアリング(警察庁、外務省) |
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議題 |
その他
事務局から資料5(スケジュール)について説明 |
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閉会 |
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- 主な発言内容
(1) 議題
- 国土利用計画は、土地利用に関する諸計画の上位計画でありながら、個別計画の後追いとなってしまっており、制度改革にきちんと取り組むということが大事ではないか。
- 市町村では、国土利用計画(市町村計画)を拠り所として、まちづくり条例や土地利用調整に活用している事例もある。
- 農地の利用について、農林水産業の体質強化と災害に対する機能は両立しうるものか。
- 市町村において国土利用の総合的なマネジメントを可能にするメカニズムを検討すべき。
- 農地、森林は不在村の所有者の増加、また相続による細分化による問題が発生しており、早期に対策を講じるべき。
- 農業のあり方と資源管理の両立については、複数集落に一つでも、しっかりとした担い手がいて、経営体があれば可能と考えられる。
- 国土利用計画については、全国、都道府県、市町村レベルとなっているが、広域ブロックとの関係はどうなのか。
- 農業については、大規模に向かうだけではなく、小規模でも一村一品等創意工夫がありうるのではないか。
- 国土利用については、マーケットメカニズム主導で行くべきものと、計画主導で行くべきものの最適な組合せを議論すべき。
- 国土利用計画においては、個別の法規制では解けない問題、全体をカバーするようなものをいかに有効に盛り込んでいけるか、指針性をもったものにできるかが重要。
(2) 議題A 各府省庁ヒアリング(警察庁、外務省)
- 並木道の木々が見通し等の観点から、防犯上問題となることがある。このようなものは伐採すべきとの意見もある。
- 植栽による都市の美観と防犯との関係については、見通しの悪い箇所での適切な剪定等、それぞれの地区に応じた工夫が大切と考える。
- 低未利用地や空き家等が発生している過疎の進む地域での防犯ボランティアなどに対する支援についてはどのように考えているのか。
- 地方部では、自治会等が核になって防犯活動を行うことも多く、こうした方々の活動に対し、ノウハウの提供等を行っている。
- アジア・ゲートウェイ構想の推進のため、官民一体となった戦略的な地域活性化を図るといったとき、官としての外務省のスタンスはどういったものか。
- 外務省においても、地方との連携強化のための組織を設置し、国内各地方との連携を深めるために各都道府県の代表等との間で議論を行っている。
- ビジネスや民間企業に対して、外務省では、かつては、日本国内の企業間を公平に扱うという観点から距離を置いていると見られていたかもしれないが、現在では、個別企業からの支援要請等には積極的に対応するようにしている。
- アジア・ゲートウェイ構想等に関しては、ICタグ等技術の進展も踏まえ、テロ対策とスムーズな物流の両立が重要である。
(速報のため、事後修正の可能性があります。)
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