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 国土審議会第7回計画部会議事概要
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  1. 日時
     平成18年2月23日(木)14:00〜16:00

  2. 場所
     三田共用会議所 講堂

  3. 出席委員(敬称略)
     森地部会長、奥野部会長代理、家田、石、大西、金井、香山、鬼頭、小林、関根、高島、中澤、中村、西村、林、村田、安居、和気

  4. 議事(概要)
    (1) 開会  
    (2) 議題1 専門委員会設置要綱の改正について
     事務局から資料2について説明後、専門委員会設置要項の改正について決定
    議題2 持続可能な国土管理について
     事務局から資料3について説明後、意見交換
    議題3 国土構造について
     事務局から資料4について説明後、意見交換
    議題4 その他
     事務局から次回のスケジュールについて説明
    (3) 閉会  

     

  5. 主な発言内容

    (1) 議題2「持続可能な国土管理について」

    • ヨーロッパのような森林、都市、農地・農村、海洋・沿岸域という区分だけではなく、我が国の場合、これに都市の「郊外」を位置づけて考えるべきではないか。
    • 今回の説明の中には、河川流域についてしっかりとした位置づけがない。
    • 空間の捉え方として、面的だけでなく立体的な土地政策という観点も必要なのではないか。
    • 豪雪地帯などの気候条件から見たような別の視点も必要ではないか。
    • 資料3−2はよくまとまっているが、今後の国土計画を考えるにあたっては、4つのエリア毎の交流を意識した整理も必要ではないか。
    • 市町村レベルの土地利用計画をつくっていくべきだ。資料3−1の「国土利用計画のあり方」の拡充を期待している。
    • 「ランドスケープ」という言葉は、「景観」や「風景」ではどうしていけないか。
    • 自然と安全が並列で記述されていることにアンバランス感がある。
    • 多様な主体の参画という言葉が印象的だ。多様な主体の参画というのが、全体の計画に従ってもらうとするか、それぞれの主体にまかせるとするか、どちらのポジションをとろうとするのか。
    • 「国土の国民的経営」という言葉はよいが、森林・農地に関連する記述は多いものの、都市の部分についてはあまり触れられていないような印象を受けた。
    • 新しい国土形成計画には、新しいコンセプトが必要ではないか。
    • 今回の説明からは、なぜ今、国土管理のあり方を見直さなければならないかが見えてこない。

    (2) 議題3「国土構造について」

    • 国土構造という言葉がいろいろな意味で使われている。国土構造という言葉に、何らかの定義が必要ではないか。
    • 新たな国土形成計画では、地域の自立と連携がキーワードになるだろう。
    • 参考資料p42の人口減少率は、よく注意して考えるべきだ。地方からのさらなる集中や外国からの流入が起きる可能性は高いのではないか。
    • 人口フレームは、現状が続いた場合を前提としているが、それを取っ払ってしまえば、今とは違う50年先が描けるかも知れない。
    • ライフスタイル・生活専門委員会の議論の中では、生活圏について、人や機能によって圏域が違うはずで、複数市町村からなる生活圏を30万人1時間圏のように型にはめた方法で考えるのがいいのかという否定的な意見があった。
    • 生活圏を計画に結びつけて考えるには、このような圏域がワークすることが必要だ。
    • 生活圏の検討にあたっては、集落単位で選択と集中を進めていくと、どのような集落が残るのかという検討も必要ではないか。
    • 産業政策と一体化して中小都市の都市圏の位置づけについてもっと焦点をあてるべきではないか。
    • 「地方へ」という大きな方向の中では、「ブロック」の役割をもっと勉強すべきではないか。
    • これからの国土構造を考えていく際には、ストックベースの分散も一つの論点になるのではないか。
    • 成熟社会の定義を考えてもらいたい。

    (速報のため、事後修正の可能性があります。)


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