国土交通省
 国土審議会第1回特殊土壌地帯対策分科会概要
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農林水産省
国土交通省
<問い合わせ先>
都市・地域整備局地方整備課

(内線32442、32433)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

  1.  本日(11月27日)15時00分より、国土交通省(3号館)都市・地域整備  局会議室において、国土審議会第1回特殊土壌地帯対策分科会が開催された(委員名簿別添)。
     本日の議題は以下のとおり。
     (1)分科会長の選任及び分科会長代理の指名について
     (2)国土審議会特殊土壌地帯対策分科会運営規則について
     (3)特殊土壌地帯対策について

  2.  審議は、田中国土交通大臣政務官及び農林水産省農村振興局長の挨拶の後、
     議題(1)においては、森地 茂委員が分科会長に選出され、森地分科会長より難波 直彦特別委員が分科会長代理に指名された。
     議題(2)においては、分科会運営規則(案)について事務局より説明し、原案のとおり了承された。
     議題(3)においては、特殊土壌地帯対策の現状と課題等について事務局より説明し、これについて審議が行われた。

  3.  議事概要
     1特殊土壌地帯対策についての主な意見は以下の通り。
    •  シラス等特殊土壌が広範囲に分布する地域では、災害防除や農地改良対策が未実施の箇所が多く、今後も引き続き対策を講じる必要がある。
    •  特土対策について災害の減少等、効果は確実に出ているとみられるが、投資額と効果を精査して、今後の対策を進めるべき。
    •  地域指定について検討が必要ではないか。
    •  特殊土壌地域特有の地域資源等もあるので、ハード整備に加え、情報整備等のソフト対策も必要ではないか。
    •  特殊土壌地域の現状として、集中豪雨や梅雨・台風による災害がいまだ頻繁に発生しているため、今後も長期的な対策の継続が必要。

     2「特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法」の法延長について
     本年度で期限切れとなる「特土法」の延長について議論が行われ、その結果、法の有効期限を5カ年延長することが必要との意見がとりまとめられ、分科会長より国土交通大臣、総務大臣及び農林水産大臣に対し、「特土法の延長について」の意見の申し出を行うこととなった。


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