国土審議会東北地方開発特別委員会企画部会(第6回)
議事概要
- 企画部会におけるこれまでの検討状況の中間的なとりまとめとして「東北地方の新しい発展の基本的方向案」を事務局より提示し、委員に議論を頂いた。
- 議論の概要は以下のとおり。
- (計画の考え方)
従来は、国が地域の開発の方向等を提示してきたが、今後は、東北の将来像は東北自らが考え、政府はそれを支援するという方向に変わっていくのではないか。
新しい東北開発の検討課題としては地域連携、国際交流、地域産業の高度化などが考えられるが、それぞれについて地域が自らのどのように対応するのかと、国土計画的な観点から地域がどうあるべきかについてその双方を整理すべきである。
- (各論)
地方の中心商店街の衰退が懸念されているが、商業機能を含めた地方都市の総合的なイメージを盛り込む必要がある。
自然共生型の地域づくりのためには、里山の維持をどうするかが重要であるが、これに対して林業に関する政策だけでは不十分である。環境保全、公益的機能の維持をどうするのかという観点からも議論される。
問合せ先:国土庁地方振興局東北開発室 (課長補佐)鈴木、(係長)中川
(電話)03-5510-8060 (FAX)03-3580-7415