日時:平成8年10月14日(月) 14:00〜 |
事務局より、技術・安全・環境部会のこれまでの審議状況について整理された資料により説明がなされ、追加的な検討項目等について検討が行われた。その結果、今後の検討方針として、技術分野については今田委員、安全分野については辻本委員、環境分野については植下委員を中心に、技術、安全、環境の専門分野に分かれて委員による検討が行われることとなった。
事務局より、地下利用の動向からみた大深度地下の考え方について説明がなされた。高度な土地利用の代表的なものとして超高層ビルと地下室を考え、まず、超高層ビルの建設に影響を与えないような地下利用が可能な空間として、超高層ビルの重さを支えうる地盤上面から緩衝距離を加えた深さ、または、地下室として利用されうる深さに緩衝距離を加えた深さ、のうちいずれか深い方より下方の空間を抽出することが可能ではないかとの考えが提示され、意見が交換された。そして、地上への影響の評価、適切な緩衝距離等については技術・安全・環境部会においてさらに検討を行い、その結果を法制部会へ報告を行うことが了承された。
次回は、各専門分野の検討をふまえて日時の設定を行い、事務局から通知する。
「2.これまでの審議状況と今後の検討方針について」