国土交通省
 運輸審議会答申書(運審第6号)
ラインBack to Top


 主  文
 株式会社ブルーハイウェイライン及び株式会社ブルーハイウェイライン西日本の申請に係る大阪〜志布志間における一般旅客定期航路事業の譲渡・譲受については、認可することが適当である。


 理  由

 株式会社ブルーハイウェイラインは、国内各港間で一般旅客定期航路事業等を運営しているが、同社の営む大阪〜志布志間における一般旅客定期航路事業については、昨今の景気低迷、他の輸送機関との競合により輸送量が減少傾向にあり、収支が悪化していることから、航路を維持していくことに困難が予想される。このため、同社は、同航路を分離して、同社の全額出資により設立した株式会社ブルーハイウェイライン西日本に譲渡し、地元に密着した営業活動を展開するとともに、中小企業としての優遇措置を活用することにより、収支を改善し、航路の維持を図ろうとして、本申請に及んだものである。
 株式会社ブルーハイウェイライン西日本は、譲受航路を船舶2隻をもって従来どおりの運航形態を維持しながら運営しようとするものであり、同社の事業計画その他は、輸送の安全及び利用者の利便の確保等、海上運送法の目的に照らし問題となる点は認められない。                                                                   

 ラインライン
All Rights Reserved, Copyright (C) 2001, Ministry of Land, Infrastructure and Transport