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上越市
鉄道及び幹線バスと支線バスの組み合わせた階層的ネットワークの構築(バス路線の再編)
概要
- 市町村合併により拡大した市域のなかで、市民生活や都市内・都市間交流、コンパクトなまちづくりを支える公共交通を確立する。
- 路線ごとの需要に応じて、地区間輸送を担う幹線バスと地区内輸送を担う支線バスに区分する。需要の少ない支線バスは小型化、あるいは乗合タクシー等に転換することで利便性、効率性の改善を図るとともに、市内各区に設けた拠点での乗り換え利便性を高めながら、需要に応じて運行本数等のサービス水準を見直すなど、地域にあったネットワークを構築する。(地域公共交通活性化・再生総合事業を活用し、H20計画策定、H21、H22実証運行)
事業主体
上越市/国土交通省/事業者
協力機関
バス事業者
実施年度
H19~
予算
3百万円
事業の背景
- 路線バス利用者の減少に伴い、バス運行に係る欠損が増大し、自家用車を持たない市民の日常生活に必要な交通手段の維持が困難になっている。
- 路線バス利用者の減少や社会環境の変化により、既存のバス運行が移動の実態に対応せず、非効率な状況となっている。
工夫・課題への対応
路線の再編やデマンド運行の導入など、地域住民の反対も想定される見直し内容について、旧町村の区域で、地域住民の意見を見直しに反映させるための任意の検討組織を設置し、見直し検討の過程で適宜説明や意見聴取を行うことで、スムーズに見直しを実施できている。
現在の状況・今後の見通し
- 地域公共交通確保維持改善事業(生活交通サバイバル戦略)や県の支援を活用し、当市の総合交通計画の計画期間(H26)までのネットワーク構築に継続的に取り組む。
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